2004年03月04日(木) |
相変わらず、しょぼい特別委員会 |
今日は、交通問題調査特別委員会。この委員会は、京浜急行連続立体交差事業の進捗について、と、交通網整備に関する対策を調査するものだ。しかしながら、先週だかにも書いたが、どうも「実体」がないようで虚しい。
今日も期待どおり、虚しい委員会だった。10時から1時間半。9人の議員、費用弁償(日当)9000円 X 9 =54,000円。区議会事務局職員1名、部長職1名、課長職2名 区職員の平均時給3500円とすれば4人で21,000円。あわせて、75,000円の税金を使う必要がある会議か、と言われると自信がもてない内容だ。
役人から出された「所管事務報告」は、以下のようなものだ。
産業プラザ前の踏み切り切り替えのお知らせ 蒲田駅バリアフリー工事が完成しました 駐車場整備基金が廃止になりました 京急蒲田西口まちづくり研究会ニュース 雑色駅周辺まちづくりニュース
これで、何を議論し、どう街づくりや、交通網整備について提言していこうというのか。一昨日の、都市整備委員会で配布された、蒲田駅周辺の再開発について、JRと大田区で検討した図面(動線や、ゾ−ニング)については配布も説明もなかった。「なぜ、配布しないのか。交通網整備について重要だろう」と質問すると、担当部長は「あの図面は、蒲蒲線計画先にありきの、まちづくり主導で、我々(交通事業本部)としては、いかがなものかと思っており、配布しなかった」ときた。
いかがと、思うのは、お役人同士の「縄張り感覚」で、勝手にすればいいが、そのように議会に対して「情報操作」することは止めて欲しい、と言っているんだが、わかってくれよ。
このように、議会の委員会は、情報を余程、議員側が注意していないと、「都合のよい」ものだけ、お役人が出してくることになる。国会か町議会にいたるまで、この辺の改革をしなければ「真の民主主義」には程遠い。
|