2004年03月02日(火) |
渋谷へはJRに乗らずに、東急を使って! |
昨日に引き続き、都市整備委員会が開催された。今日は、昨日上程された議案13件につき、各会派が意見を述べ(討論)、採決をする。広告料値上げの条例には共産党が反対。ポイス捨て禁止罰則付き条例には、共産党、緑の党が反対し、その他11件は、全会派賛成。結局、すべての議案が原案通り可決した。これを本会議に諮り、決定するのだが、委員会で可決されたものが本会議で否決されることはない(制度としてはあるが、実際にはない)ので、このとうりに決定される。
次は、陳情審査である。まずはじめは、区内にある児童公園をフリ−バスケット場にしてほしい、というものだ。さほど広くない児童公園を動物園の檻のようにかこって、バスケットができるように、との要望だ。ゲームばかりやる子供を外に連れ出すのは大人の責任、と陳情書にある。
そうかもしれないが、区内いたる場所にある広いグランドを持っている公立の小中学校には、バスケットゴールが設置されている。これを使えばいいじゃないか、と反論した。ところが、学校教員や教育委員会の「責任論」によって、子供たちは、授業が終わると、校庭で遊ぶことは出来ずに「追い返される」。新たな、投資をするより、すでにある公共財産を「いいわけ」ではなく、もっと有効利用できるよう考えるべきである。私、自民、共産が「不採択」を主張したが、継続審査となってしまった。
次は、JR大森駅のエスカレーター運転時間を、現行午前7時から運転を、午前6時からにして欲しい、というもの。そりゃ、もっともだ。と思ったが、お役人からは「何故、できないか」の理由が説明された。このエスカレーターは、大田区が設置し、運営費を、駅ビル「プリモ」と区で折半しているものだ。うろ覚えだが、「折半」の運営費も、たまげるくらい高額だった記憶がある。ところが、プリモ側が、運転延長に、あまり積極的ではないので、すんなりいかないのだ、という。そりゃそうだろう。プリモ(駅ビル)の営業時間は10時からだもんね。
あんな、高額の運営費なら、なにもJRの天下り会社のプリモなどに依頼しなくても、他の会社に管理委託してしまえばいい。もっと安く、長時間運転してくれると思うが‥出来ないだろうな。
それにしても、同じ大森駅の東急インさんは偉い!館内のエレベーターを、身障者がJR駅へ行くために無償で使用させてくれると、大田区に申し出たのだ。やっぱりJR。まだまだ、国有鉄道感覚抜けないな〜 渋谷へは、JRを使わずに、東急を使おう!
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