2004年03月01日(月) |
短いといや怒り、長けりゃ疲れる!常任委員会 |
今日は、都市整備委員会が10時から開会された。通常は、毎月15日が常任委員会で、ほぼ12時まえ(昼飯前)には終わるようになっている。他区では、午前午後にわたって開催しているところもあるらしいが、大田区では午前か午後だけである。
午前は10時開会だと、12時前にあると、質問は「遠慮する」のが、慣例のようで、よほどでないと12時をまわることはない。午後1時開会であれば3時には終わる。これでは短いのでは、と再三この日記でも書いていたが、今日の委員会は、10時から13時までビッチリだった。
3時間の会議というのは、結構ハードで疲れる。なにしろ、新規付託議案13件、新規審査事件(陳情)5件を、審議するのだから、議事進行する委員長もきがきではないだろう。とくに、この委員会は、私と共産党の委員の質疑が長い、と、いつも言われており、今日は少し控えて、議事進行に協力せねば‥
今回の議案で面白いもの2件。 ひとつは、大田区手数料条例の改正。屋外広告物の設置許可に対する手数料を値上げするというもので、つぎのようなものが該当する。
広告塔 3,220円 貼り紙、貼り札 50枚ごとに2,250円 立て看板 450円 電柱の利用広告 210円 他
値上げするのはいいが、貼り紙や、立て看板って、金払えば許可になるんだ。と、素朴な疑問を投げかけてみると、お役人の回答「許可になりません」と。えっ!じゃあ、なんで手数料が存在し、値上げの審査してるんじゃい。これには、明確な回答はなかった。
結局、申告納付であって、「正直者」だけが払っている手数料らしい。正直者とは、東電広告など、電柱看板を第三者に貸している業者である。不動産や、ピンク業者のステ看板など、税金2000万円を使って、撤去しているのだが、あんなのこそ「許可」してしまって、手数料を取ったらどうだろう。
また、駅前の景観なんか、なんのその、掲出されている消費者金融の看板なんかは、こちらからお訊ねして、「申告指導」すれば、随分と収入増になると思うが、しないだろうな。
もうひとつ。路上喫煙に過料を、という議案。6月1日から、区内全域にわたり、道路、公園、広場、その他公共の場所において「歩行喫煙」となる。 これには罰則はないが、別に定める、「路上喫煙禁止地区」においては、喫煙し、または、吸殻を捨てると、過料(行政罰)1万円以下にする、というものだ。
ただ、過料をきめたものの、お役人は「過料徴収」には、及び腰のようだ。仕事も増えるし、実効性がない、というのが理由のようだが、その実施方法、事前告知の方法によっては、相当の効果があるはずだ。駐車違反が激減したのも、飲酒運転が激減したのも、「マナーが向上」した訳ではなく、罰金増額の効果であることは、誰もが認めている。
本案については、共産党、緑の党が反対した。
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