2004年02月05日(木) |
民主党の比例は、労働組合のため? |
私が、新生党、新進党、自由党と、小沢党首とともに政党を変えながら、今回は民主党に行かなかった理由は、自治労と日教組にある。全国都道府県、市区町村の行政改革を拒んでいるのは、自治労傘下の各職員組合だし、学校運営を学校長から奪い、わが国の教育の荒廃を招き、さらには、再三、北朝鮮を賛美していたのが日教組である。
その連中と戦っているのに、その団体が支持する政党に合流するなど、私にとっては、金正日に土下座しろ、というのと同じくらい屈辱的であった。国政の場で「二大政党制」を模索する、小沢一郎党首、ならびに自由党所属の国会議員にとっても苦渋の選択であったことは、察するに余りある。
さてさて、7月に行われる民主党の比例候補17名が発表された。やはりな〜。名簿を見ていただきたい。17名中10名(58.8%)が、組合系候補なのだ。この名簿を見て、はたして旧自由党支持者たちが「おお、我々の考えを具現してくれるのは、民主党の候補だ」と思うだろうか。
少なくとも、自由党ファンが多かった、全国の自衛官、警察官、消防官など制服の公務員は、絶対に民主党には投票しないだろう。
民主党参議院選挙比例候補予定者
高嶋 良充 62 現 参議院議員 (自治労 枚方市職員) 内藤 正光 39 現 参議院議員 (全電通 NTT) 直嶋 正行 57 現 参議院議員 (自動車総連 トヨタ) 加藤 敏幸 54 新 三菱電機労働組合 特別中央執行委員 小林 正夫 56 新 全国電力関連産業労働組合総連合 副会長 津田弥太郎 51 新 JAM 副会長 那谷屋正義 46 新 日本教職員組合 教育政策委員会委員長 柳澤 光美 55 新 UIゼンセン同盟 政治顧問 松岡 徹 51 新 部落解放同盟中央本部書記長 信田 邦雄 66 現 参議院議員 (北海道農民連盟) 円 より子 56 現 参議院議員 (ジャーナリスト) 渡邊 義彦 47 新 元自由党大阪府支部連合会副会長 渡辺 秀央 69 現 参議院議員 古賀 敬章 50 新 社会福祉法人理事(自民党県議、衆議院議員) 家西 悟 43 新 元衆議院議員(HIV原告) 白 眞勲 45 新 朝鮮日報日本支社長 藤末 健三 39 新 元東京大学助教授 (通産官僚)
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