2004年01月30日(金) |
東京ウイメンズプラザは、左翼の拠点か? |
昨日の、区民大学で「女と男の共生塾」を受託している団体が発行している雑誌「くらしと教育をつなぐWe」が、東京ウイメンズプラザにある、というので、探しにでかけた。
ウイメンズプラザは、男女平等社会の実現のため、都民と行政が協力する拠点(基本理念)だそうだが、平成7年から7年間続いた、財団法人東京女性財団への管理委託をやめ、平成13年から東京都直営施設となった。
表参道からすぐの、施設の一階に、目指す図書室があった。係員に「We」の書架を教えてもらい、4年分くらいを読破した。確かに、左翼系団体(会社)のようだ。以下、「We」誌の抜粋である。
「日の丸・君が代」「盗聴法」など、「きな臭い」法律の強行‥(2000年5月) 千葉県の県議会は、治療のしかたも見つからないひどさ(中略)千葉県自 民党県連(FAX043-XXX)に抗議を(2003年1月号) ○○君子さんが、指導力不足教員として都研送りになろうとしています、 都教育長、多摩市○○教育長代理、多摩市立中学の○○校長へ抗議を (2002年2/3月号) 英語で女性問題を語るワンポイント⇒知っておくと便利な表現(自衛隊を イラクに派遣するのは反対だ 英語)それにしてもブッシュ政権にはうん ざりだ。(2004年1月号)
まだまだ、政治的な表記は続くが、このような思想信条を持った団体の講師を、公費で、ましてや大田区教育委員会が主催していることは、驚きであった。
さらには、この東京ウイメンズプラザの雑誌架にある雑誌の表紙の多くはは、「イラク派兵」など、男女平等とは関係のないような文字が躍っていた。いくつかの雑誌を読んで、これまた、たまげた。
被占領者の抵抗は国際法的に許されている〜あれは「テロ」ではない(阿部浩己神奈川大学教員)と、わが国外交官殺害事件を「国際法上正しい」と言い切っている文章を発見!(インパッション2004年1月号)戦争法規たるハーグ陸戦条約付属規約に交戦者の資格として、被占領国の住民が特例として、制服(特殊徽章)を着用しなくてもよい、とは書いてあるが、武装していない非戦闘員を殺す権利など認めてはいない。無茶苦茶な解釈だな。どこの国際法だい。先生!同じ本に「反天皇制運動連絡会」なる団体が発行する本の広告も載っていた。
卑劣で陰惨な意図をはらんだ教育改革という文章では、こどもの早期選別のための教育改革は、差別社会と戦争の常態化をうむ、と述べている。(女も男も 2004年冬号)
当然のように、あの異常な性教育でお馴染み性教協の機関誌SEXUALITYも、書架を有している。
こう見ていると、男女平等、ジェンダーフリーを標榜する団体や雑誌の多くが、そのウラに現体制批判、革命万歳の思想を隠し持っていることが良く分かる。何が、ウイメンズプラザだよ。2時間いたら、気持ち悪くなっちまった。
石原さん、病巣は深いな‥
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