いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年01月15日(木) 区議会常任委員会、特別委員会

 大田区議会には、5つの常任委員会と、同じく5つの特別委員会、および議会運営委員会があり、各議員は、いずれかの常任委員会と、特別委員会に所属する。(議長、副議長、監査委員は、特別委員会には所属しない)

 これは一年ごとに変わり、我々一人会派は、事前に希望こそ聞いてくるが、交渉会派(議員三人以上の会派)の所属が決まった「残りもの」を、割り振っている。

 私は、平成11年初当選時に「建設委員会」に所属して以来、「まちづくり」畑の委員会一本になってしまい、現在も、昨年に引き続き「都市整備委員会」に所属している。

 特別委員会は、初当選時に「じゃんけん」で負けて、広域斎場特別委員会という火葬場建設を担当する委員会に所属したが、一年間研究して極めて重要な案件だと痛感し、翌年は希望して広域斎場特別委員会を、ただ一人継続した。本日、この成果である「臨海斎場」が開場し、火葬を開始した。感無量である。

 三年目は、防災対策特別委員会、そして、羽田空港対策特別委員会、今年は、交通問題調査特別委員会、と、常任、特別とも、どちらかというと、「ハード系」に偏ってしまった。

 他には、生活産業、健康福祉、こども文教などの常任委員会があるが、健康福祉は、どうも苦手な分野だ。これは、今までに自分自身の生き様からも、人生は「自助努力」が基本だ、と思っていることもあるが、所属委員会にも関係しているのだと思う。もう少し、この方面の勉強をしていかなければ議員としては、片落ち(←片手‥という言葉は差別用語になるので、あえて)であろう。

 委員会は、余程でない限り、午前10時開会午前11時半から12時終了。または、午後1時開始、午後3時終了のいずれかだ。昼休みをはさんで、午前午後にわたって開催した、と言う話は、大田区では聞かない。(他の区ではあるようだ)また、常任、特別ともに、定例会のない月は、各1回の開催である。

 1月は、定例会がないので両方あわせて、約4時間の委員会出席で、議員報酬丸まるは、気が引ける。勿論、議員の仕事は議会に出席することだけではないが、徹底討論、ということであれば、議案や、陳情審査がなくても、継続調査すべき事項につき、委員会で研究や視察(区内や近隣)することは必要だ。さらには、委員会開催回数が、費用弁償(委員会出席1日につき6000円が議員に支給される「実費?」)の予算がないことを理由に制限されているとしたら、正に主客顛倒であり、費用弁償を廃止するか、半額以下に減額すべきだろう。

 役所の改革だけでなく、議会自らも「改革」せねばならない。


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