いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年01月12日(月) ふう〜アメリカ映画に、日本人の武士道を教えられるなんて

 今日は、大田区主催の成人の集いが開催され、参加した。大田区体育館周辺には、白いショールに振袖、携帯電話という『なんの個性もない』成人式ルックの女性と、バカカ!と思えるような個性派男性が勢ぞろい。(個性のない男も一杯いたが…)

 形どおりの、区長と議長の挨拶の間は、ざわざわ私語の嵐。これが成人かよ、と例年のことながら、苦々しく思う。

 さて、午後からは、本当に久しぶりに映画に行った。そもそも狭い所が嫌いな閉所恐怖症。狭くて、暗い空間に2、3時間も閉じ込められて、場合によっては、胴長の頭で前が見えなかったり、ポップコーンの音に腹立てたり、と、金払って、わざわざ不愉快になりたくないから映画には、ほとんど行かない。

 それが、陸上自衛隊に行っている息子が『オレ、この映画を見て、日本人で良かった、と思った』と、すすめるのだ。1回は、彼女と、もう1回は、高校時代の友人を誘って見た、というのだから相当気にいっているらしい。

 そんなに言うのなら、と見たのが、ラストサムライである。トムクルーズという、主演男優の名前は知っているが、顔は、一致しないぐらいの芸能オンチ。さらには、映画館が全館指定席になって、あんなにイスが広く、楽になっているなんて知らなかった。まさに、おのぼりさん、浦島太郎のような映画鑑賞だった。

 あらすじは、ラストサムライのHPを参照していただくとして、映画全体から、明治維新によって、西欧文明を急速に導入した結果、日本人が本来大切にしていた「勇」、「忠」、「名誉」などということを忘れてしまったのではないか、と訴えている。

 最後のシーンで、明治天皇がトムクルーズ扮する米国大尉に語った言葉は印象的だ。「我々は、鉄道や、大砲、西洋の衣類を手にいれたが、日本の歴史や伝統を忘れてしまったのではないか。」

 そして、トムクルーズが天皇に伝えた、戦友「勝元(渡辺謙)」の遺言「祖先が、何のために死んでいったかを忘れないで欲しい」。

 日本人の監督の多くが、自虐的歴史観に基づく映画制作に走るなか、米国映画に日本人の心を教えられるとは、情けないな!

 左翼思想にかぶれている教員、活動家、政治家は、みんな見ろ!そして、泣かないヤツは、北朝鮮に亡命しろ!


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