いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年01月10日(土) 『同情ではなく、名誉を』陸自駐屯地司令、父兄会長に苦言!

 自衛隊には、各地に、支援するための篤志家による自衛隊協力会(防衛協会、懇話会という地区もある)や、子弟を自衛官に持つ、父兄会が組織されており、父兄会の全国組織は、防衛庁所管の公益法人である、社団法人である。私も、大田区自衛隊協力会理事、大田区自衛隊父兄会の会員である。

 さて、そこで、福島県船引町自衛隊父兄会会長が、(会長の、ほぼ独断)町議会に「自衛隊イラク派遣反対」の陳情書を提出し、これを、町議会が採択し、首相などに意見書を提出したのだ。

 昨年秋ごろから、「恋人をイラクに送らないで、たった一人の反対運動」など、左系マスコミに踊らされた、自衛官の関係者が、余計なお世話を繰り広げている。
本人である自衛官にとっては、ありがた迷惑このうえない。行きたくないのなら、さっさと自衛隊を退職して、二人で結婚して、危険のない道庁職員にでもなればいい。左翼系マスコミの汚いところは、反面する意見は掲載しないところだ。実名で登場した、千葉と札幌の女性の恋人たる『自衛官』の意見はどうした!多分、そんな『彼』は存在しないから、書けないのだろう。

 こんな動きに、陸自郡山駐屯地司令が、隊員の成人式(1月9日)で、次のように述べて、自粛を要請した。名言だ!

『隊員が、かわいそうだから反対するという意見は、ある意味うれしいが、われわれが欲しいのは、同情ではなく、名誉であり、温かい支援だ。』

 我が息子も、現在、陸上自衛官である。勿論、自分の息子の『死』を望む親などいる訳はない。しかしだ、消防官の息子を持った親が、『火事の現場は危ないから、出動するな』と言うだろうか。

 そんな、陳情を出すなら、父兄会長なんかやめて、息子に自衛隊を退職させ、後生大事に、箱入りで家の床の間に飾っておけばいい。きっと、親孝行に育つから!


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