2003年12月22日(月) |
よく行った!公明党、神崎代表イラクへ |
今日は、所用があって、区議会公明党の控え室で談笑していたら、民主党の議員が入ってきて会話に加わった。そこで私「新進党があったら、皆この部屋で一緒だったんだ」と。公明党12名、民主党5名、私1名。合計18名の会派になり、自民19名に対峙する正に二大政党になったはずだ。なんで、小沢さん、ぶっ壊しちゃったのよ!
街中では、「あの家は、これだから」と、手を合わせるポーズをして、創価学会員であることを煙たがる人が多い。確かに、昔の学会は、会員以外と見ると、強引なまでの入信勧誘を行っていたが、今や、ごく普通の宗教団体になった。宗教が政治に関与してはいけない、というのなら、自民党も同じだ。
自民党支持の宗教団体としては、立正佼成会を筆頭に、仏所譲念会、霊友会、統一教会、天理教、神社本庁など相当な数にのぼる。支持母体が、政策実現のために、政治に関与する、または出身母体から議員を出すことは、民主主義の基本で、なんらおかしいことではない。宗教ではないが、連合や自治労が民主党を、民主商工会や、新日本婦人の会が共産党を支援、と同じ図式だろう。
公明党員は勿論、創価学会員は、日本国民であるから、法に基づいて議員を選出する、何が問題なのだろう。そして、地方議会でも、国会でも、正にキャステイングボードを合法的に確保した。大したもんだ。二大政党の相方は、民主ではなく、公明かもしれない。
大田区議会では、自民党議員19名、これでは50名の過半数に足りない。公明の12名が、可否を左右する。国政は言わずもがなである。公明党、学会の影響力は、来年度予算を見れば、明らかだ。かの政党の公約は、ほとんど実現されている。
そして、そのことを評論家の如く批判する、保守系の有権者は選挙には行かない。現在の投票率50%だとすると、投票総数に対する公明党票の影響は16%となり、相当の力となっている。ところが、100%の投票率になると、8%にしかならず、さほどの力にはなり得ない。いずれも、有権者の選択である。悔しかったら選挙に行こう!
ところで、その大きな力を持った、公明党の神崎代表が、陸上自衛隊の派遣候補地である、イラク南部のサマワから帰国された。連立与党の代表が、テロの危険のある地域に視察に出かけたことは、派遣予定の自衛官、家族にとっては大きな安心になるだろうし、公明党内に根強い「派遣慎重論」も、見直されるだろう。さすが、と敬意を表する。自民党も同行するぐらいのセンセイはいなかったのかい?
あっ、今は海外はまずいな。自民のセンセイは。埼玉の件があるから‥ 埼玉事件はこちら
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