いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年11月19日(水) RCCとJTB、サービサーとJTB、同じビルは偶然だよネ

 今日は、久しぶりに過去の債務についての話し合いに、整理回収機構(RCC)に出かけた。一昨年末に22年間経営していた旅行会社を、同時多発テロと、特約店契約をしていたJTBからの、理不尽な(顧問弁護士の弁)保証金要求が原因で廃業した。その後、その旅行会社の借金につき、個人で保証していた債務の返済で、東京地方裁判所、簡易裁判所へは定期券を買ってもいいくらい足を運んだ。議員報酬差し押さえ、という得がたい経験もした。

 しかし、それもひと段落。もうない、と思っていたら、RCCから呼び出しだ。これは、永代信用組合から借り入れていたお金について、特定調停にこちらから呼んだのだが、永代も当時「破綻準備中」で、当事者能力がない、と以降、出廷しなかった。そして、永代が破綻し、RCCに債権が譲渡された。振込み先が書かれた紙が、1年前に送られてきたので、その月から、返済できる額を、勝手に振り込んできた。そろそろ、増額を、ということだろう。

 中野坂上にある、RCCに出かける。そういえば、UFJの子会社の債権回収会社(サービサー)も、この駅だった。中野坂上は、回収横丁なのだろうか。エレベーターを待っていると「RCCは何階ですか?」と、初老の女性に聞かれた。バブルでやられたマダムかしら‥ 

 ビルの案内を見て、ビックリ!なんと、あの憎き(と、以前書いたら、JTB側からクレームがついた)いや、お世話になった、JTBの子会社、JTBワールドが入居しているではないか。なぜ、ビックリしたか。それは、昨年、東京信用保証協会(中小企業の借り入れを保証する特殊法人)に返済の相談に出かけた時、そのビルの1階がJTBだったのだ。

 勿論、偶然だろうが、私の人生の山と谷をハデに作ってくれた、メガ企業と、債権回収側が、2つも同じビルに入っている、感無量である。もはや、かの会社に、恨み辛みはまったくない。その証拠に、議会の姉妹都市訪問には、JTBを推薦したし、来週末の忘年会の予約も、JTBで予約した。

 世界一の旅行会社、JTB。ガンバレ! おらも頑張る!


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