いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年11月08日(土) 候補者の「気」

 新生党、新進党、自由党と、小沢党首の選択に従い、私の名刺も変わった。その都度、色々なタイプの候補者を見てきた。残念ながら、知己を得た多くの候補者が落選をしている。当選する候補と落ちる候補の違いはなんだろう。選挙区事情や、所属政党などを無視して言うならば「気」があるか、ないか、だと思う。

 よく「なんで、あんなヤツが当選するんだ」と、有権者は言われる。きっと「あんなヤツ」ではない「気」が出ていたのだと思う。特に、選挙戦後半になると、それこそオーラーでも出ているのでは、と思えるように候補者が変わってくると「当選」の二文字が近づいてくる。

 この「気」が、候補者から出始めると、選対も変わってくる。必死になってくる。従って、選対がダメなのも、候補者のせいと言ってもいいと思う。さらに重要なのは、何人が候補者のために命をなげうってでも当選させよう、と思っているか、だろう。

 小沢党首の選挙参謀を努めた、有名な選挙コンサルは、20名の真剣な支援者がいれば、半年で概ね、どんな選挙でも勝たせる、ど豪語されていた。
選挙が始まると「俺は票があるから」と、事務所に出入りする輩が、必ず現れる。真の支援者を見極めるのは難しいが、それも候補者の「気」が呼ぶのだ。

 さあ!明日は投票日。誰が大田区で一番「気」が出ていたか、有権者の審判が下る。

***本稿は、公職選挙法に抵触する恐れがあるので、投票終了後の11月10日午前10時25分にアップした****


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加