2003年10月31日(金) |
糀谷駅前地区再開発準備組合設立される |
本日、糀谷駅前地区再開発準備組合の設立総会が開催された。これは、京浜急行立体交差事業にあたり、糀谷駅前広場を整備すると同時に周辺を再開発により整備しよう、というものだ。そして、私自身、「借金コンクリート」の小さなワンルームを二部屋もっているので地権者でもある。(借金の額が多すぎて、売却して返済できないので、まだ私のものだ)
この計画は、立体交差事業の条件として、国から、京浜蒲田、雑色、糀谷の三駅については、駅前広場を作れ、と迫られていたことが出発点だ。ところが、当初、大田区は「防災上、まちづくりの観点から云々」と、大義を説明し、駅前広場だけが都市計画決定されてしまった。
ところが、駅前広場にあたった人々の移転先がない。そこで再開発を提案してきた。すると、再開発エリアに入った人々から「駅前広場の人々のために、犠牲になるのはいやだ」と、反対運動がおこった。
その間、糀谷まちづくり研究会を設立しておよそ8年。勉強と啓蒙活動を続けた結果、本日、地権者の半分以上が参加して、組合が設立された。 反対することは簡単だが、せっかくの機会だ。一人でも多くの地権者が「街づくり」という、一生に一回出会うかどうかの大事業に参加する醍醐味を共有して欲しいものだ。 決して「お役所主導」の街づくりにしないためにも!
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