いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年10月23日(木) 無償の厚意への声援と文句

 今朝は、駅前放置自転車クリーンキャンペーンのため、防災服に身を包み、朝7時から蒲田駅に立った。これは、一向に減らない放置自転車への啓発と、職員自体の意識高揚のため年1回実施しているものだ。助役以下、時間外は管理職を中心に、9時以降は、一般職員も出て、駅前周辺に放置しようとしている区民に駐輪場への誘導をする。

 また、地元町会、商店会、たばこ商組合などの協力を得て、ポイ捨て防止と、清掃活動もおこなった。残念ながら、本日参加した議員は公明党の松本議員と私だけだった。(高橋議員《都市整備委員長》は昨日参加。明日は大森駅で実施)

 区職員以外はボランテイアなのだが、自転車を置いて逃げる人、暴言をはく人、「ご苦労さん、ありがとう」と言う人、様々である。朝の忙しい時間帯に「ありがとう」といえる人、きっと心の豊かな人生を送っていることだろう。

 さて、昼食を地元の喫茶店で取り、商店街の交差点を渡ろうとしていると、大型トラックが、一方通行を間違って進入して、にっちもさっちも行かなくなり立ち往生している。たまたま、現場周辺にいたガードマンが交通整理をしているが、なんともならない。大田区のマーク入りの防災服を着ている以上、見過ごすわけにもいかない。なんとか、交通整理をして曲がらせようとするが、ますます交通は渋滞する。待っているドライバーからは、文句の嵐である。仕方なく、同じ喫茶店で食事をしていた親しい町会役員さんにSOSの電話をいれた。

 すぐさま、3人の方がかけつけてくれ、一方通行をバックで500mほど誘導して、大きな道路に出ることができた。その間、周辺の歩行者、後続の車に「すみませんね」と頭を下げる町会役員さんたち。そこへ事情のわからないオヤジが「何やってんだよ!ガードマンくらい雇えよ」と大声で怒鳴る。それでも、ただ謝る役員さん。本当に頭が下がる。

 無償の厚意に、文句を言う人、声援を送る人、人様々だが、常に後者であり続けたいものだ。


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