2003年10月20日(月) |
あらあら、今度はストですか?大田区職員労働組合さん |
私の政治信条は「公務員の非常識を変える」である。どんなに優秀な管理職であっても、本質的に「民」の苦しさはわからない。しかし、わかっていないことを、判るだけでも随分と違うのだが、一部の職員は、わかろうともしないし、まったく他人事だと思っている。
今、大田区(といっても役所内)での話題は、「民間委託」である。区執行部は、効率的な運用と、新たなサービスを創出するために、民間委託を推進している。ところが、職員の職場が減ること、民間と競争すると公務員が働かないことが判ってしまうこと、組合費が減ることなどに危機感をもつ、大田区職員労働組合は、「民間委託はんた〜い」を声だかに叫ぶ。
そして、枕詞に「区民が犠牲になる」「子どもたちが可哀想」とくる。実際に、保育園、小学校の給食民間委託反対運動の時は、随分とガセネタが保護者に流された。曰く「民間委託すると、食が危ない」と。ところが、実際委託してみると、いたって評判がいい。民間委託校では独自のメニューで、食器は4枚使用。公務員が作っている学校では、大田区統一メニューで、洗うのがいやなので、相変わらず食器2枚。公務員とは、かくなるもの。
今回は、仕事をすべて民間委託した公園土木事務所を廃止、西蒲田、山王保育園を民間委託する、との提案に「はんた〜い」。さらには、公園土木作業員の方々を、清掃事務所へ異動する、との区提案に「人権無視のイジメ」と機関紙で書いたところ、お仲間の清掃労組から「清掃作業に対する差別発言」であると、抗議を受ける始末である。
もっと、驚きは、10月24日(金)に、な、なんと、時代錯誤のストライキを行う、というのだ。もちろん、労働者の団結権は法で保障されているが、この時期に、職がなくなる訳じゃないのに、到底、区民の支持は得られないだろう。実行するのなら、マスコミ各社をお呼びして、全国に生中継をせねば。「全国のみなさん、最近珍しい、ストライキを実施中の大田区役所前から中継です‥‥」
まあ、金正日の「おどかし外交」と同じで、やらないだろうが。 負けるな助役、職員課長!まともな納税者は、味方だ。
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