いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年10月17日(金) 衆議院東京4区候補予定者公開討論会

 今日は、東京青年会議所(JC)主催の、衆議院議員選挙公開討論会が開催された。前回は、「大物議員森田センセイ」が欠席されたのでおもしろくなかったが、今回は‥と期待して出かけた。

 会場に用意せれたイスは、7割くらい埋まっていただろうか。目算で200名くらいの方が参加されていた。JC主催なので、若い人が多いのでは、と思っていたが、意外に年配の参加者が多かった。

 候補者は、民主党うさみ元衆議院議員、共産党山口前衆議院議員、保守新党山谷前衆議院議員の3名。アレ?有力新人といわれた、自民党中西都議の姿がない。結局、19時からはじまった討論会に、1時間10分遅れて、中西都議は到着された。ご自身の呼びかけた会合で遅刻いた、とのこと。参加者の評価はいかに。

 討論会は、その場で読み上げられる5つの質問に一人2分で答えるもので、追加で1回1分、5回の追加発言ができる。せっかくなので5点満点で、勝手な基準で評価してみた。

質問内容    うさみ  山口  中西  山谷
ゆとり教育     3    2  不参加  5
年金制度      4    3  不参加  4
中小企業支援    5    4  不参加  3
外交、国連     3    3  不参加  3
憲法とイラク    4    3    4   4
自由発言(3分)  5    4    5  5
合計        24   19 9 24

評価にあたっては、質問の趣旨に2分間でいかに、自分や党の主張をわかりやすく答えているか、また説得力があるか等を基準とし、私の主張と合致するかどうかは無視した。まあ、独善的な評価なので、もし各陣営がお読みであればご勘弁いただきたい。

 あえてコメントするならば、2分間にまとめるという点では、うさみ氏が秀悦であった。山谷氏は、論点はいいが、話したことが多く、2分では尻切れになる。中西氏は、最後2点のみだったが、4人のうち一番パワーのある発言であり、すべてに答えて欲しかった。山口氏は、中小企業問題では、さすが地元企業をまわり、実情をしっているだけのものはあったが、それ以外では、党の主張が多く、参加者が納得させられるかが疑問。

 参加者のうち、中西、うさみ両氏は、よくお会いするが、まともに政策を聞いたことがなかった。普段の、いささか軽いイメージ(失礼!)とは違って、真剣に訴える姿は、新しい発見だった。いずれの候補者も、国の未来を憂いている。ただ、その改善の手法、道が違うだけだ。誰が当選しても、今の思いを赤絨毯のうえでも、必ず発言して欲しいものだ。 

 しかし、選挙期間に入ると、このような討論会が出来ないという、公職選挙法はおかしい。


   


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