2003年10月10日(金) |
決算特別委員会質問評価表 |
区議会での発言の仕方は以前より紹介しているが、あらためて解説する。
本会議 代表質問、一般質問:事前に全文役人に渡し、答弁内容も概ね事前にわ かっている。まあ、朗読大会のようなものである。
討論:事前に通告はするが、内容は渡さない。時間制限もないが、役人 の答弁もない。
委員会 役人の説明の後、自由に挙手をして発言。勿論、原稿などない。議員の 資質を知るには、この傍聴が一番いい。
決算、予算特別委員会 事前に通告した質問者が、一問一答で問題の本質に迫っていく。裁判と 似た形式で、私は一番好きなスタイルなので、ノ−原稿だが、本会議と 同様に原稿を作り、全文を役人に渡している議員もおり、相手が間違え て、次の質問の答弁までしてしまい苦笑が もれることもある。 これこそ、議会の楽しみ。まったく通告なしで、ホンネを聞くべきであ る。
さて、先週から、決算特別委員会が始まり、各会派から大ベテランから 新人まで、各種質問にたつ。質問の趣旨すら不明なもの、数字だけを聞き、その数字に基づく質問がないもの、など愚問、奇問から、さすがという ものまで、様々な質問がある。
役人の行政評価は要求して、自らの評価をしないのはおかしい、と、各 議員の質問評価を始めた。まったく賛成できない意見にも出来るだけ客観 的に、質問の趣旨、仕方、話し方、まとめ方等5段階で評価してみた。本 日の委員会終了後、区幹部に採点表を見せると「概ね、私の感覚と同じ」と、うなずいていただいた。
この評価表を、本来は、ネットで公開したいのだが、流石に全議員を敵に回す可能性もあるので、密かな楽しみに留めたい。自分の評価は、他の議員にしていただこうと思う。自分の分だけは、後日公開する。お楽しみに!
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