いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年10月06日(月) 10月入隊の新自衛官を区長が激励

 三年ほど前から、大田区から自衛隊に入隊する隊員や家族が大田区長を表敬訪問し、激励の言葉を頂くことが恒例となった。つい10数年前までは、区庁舎内を制服の自衛官が歩くことすら憚れたのに、隔世の感がある。

 3月は流石に、防衛大学校、幹部候補生などもあり、相当の人数だったが、今月は、一般2等陸士2名のみの入隊とのこと。自衛隊父兄会会長、協力会会長とともに区長を訪問した。

 1名は、3月に高校を卒業し、就職浪人としてコンビニでバイトをして合格。もう一名は、24歳。空港で警備員として勤務していたが、自衛隊への転職を果たした。

 区長より「自国のためだけではなく、国際平和のためにも活躍してください」との激励を受けた二人は、緊張しながらも、決意を述べていた。

 彼らの入隊資格は、任期制隊員。2年間(空、海は3年)を一任期として、2回まで更新できる。(法的には2回とは決まっていない)2年毎に退職金がもらえる、契約社員のような制度だ。この間に、陸曹(下士官)の試験に合格すれば定年(54歳)まで勤務できる。しかしながら、曹候補士、曹候補学生などの、非任期制隊員も多く、また昨今は、pkoに参加した隊員が優先的に陸曹になるようで、なかなか狭き門のようだ。

 いずれにしても、国防という崇高な任務を担いながら、自らの人生をも切り拓いていける、自衛隊という組織は素晴らしいと思う。


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