いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年09月18日(木) 衆議院議員 山谷えり子氏東京3区に事務所開設

 以前より東京3区(大田区の一部と品川区、島嶼地区)から出馬を囁かれていた、衆議院議員山谷えり子氏(保守新党)の事務所開きが本日開催された。知人から、事務所開きのFAXを頂き、まだ(!)自由党の議員であることを考え、躊躇したが、思い切って参加した。

 保守新党公認、公明推薦で与党統一候補になる予定が、自民党の地元が反発して、石原都知事の息子(現 銀行員)を、「自民党東京都連推薦」として出馬させるという、前回の東京4区と同様のねじれ構造となった。

 品川区議会は、自民党、公明党が大会派として高橋区政を支えている。とすれば、自民地元直系でもあり、国民的人気のある「石原」ブランドを、公明党も心情的には支援したいところだろう。

 従って、山谷代議士が公明推薦を獲得しているが、学会票はあまり期待できず、厳しい選挙になることは明白である。実際に、事務所開きには、公明党の議員は誰一人参加していなかった。(いや、正確には都、区議会議員は政党を問わず誰一人いなかった)

 私は、恥ずかしいことに、つい先月まで、この熱血国士の存在を、ほとんど知らなかった。それが、ある教育問題のシンポジウムでの挨拶をきっかけに、大ファンとなってしまったのだ。女性ながらという言葉は失礼だが、ジェンダーフリー、異常な性教育、安全保障問題など、辛口の提言は、480人の衆議院議員の中でも注目に値する。

 3区には、私が区議になるきっかけを作って頂いた、松原仁代議士(民主党)も再選を目指して出馬をされる。彼も、拉致議連事務局として、思想信条的には、山谷氏と同様な行動を取られており、同士討ちになるのは辛いところだ。

 小選挙区では、組織票、政党票が勝負を決める大きな要因となる。その意味では、大変厳しい。しかし、与野党共に、利益誘導型議員の多い中、数少ない、国士を落とす訳にはいかない。

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