いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年09月10日(水) 都市整備委員会北海道視察

 区議会の常任委員会は、年1回国内の視察に出かけることになっている。昨年までは、特別委員会も予算がついていたが、今年からは廃止になり、その分、常任委員会の予算額が増額されたらしい。

 都市整備委員会は、旭川と網走に行くことになった。
行政視察は、相手の市役所(都議の場合は、府県庁)が受け入れてくれないと実施できない。まず、旭川市の都市計画「北彩都あさひかわ」の視察を決定し、周辺市に打診したが、「定例議会中」を理由に断られ、2日目は網走まで足を伸ばすことになった。

 旭川市は、人口36万人、予算規模1600億円余の道内第2位の都市である。北彩都あさひかわ計画は、駅周辺を区画整理、立体交差化し、都心部の拡大を目指すもので、1100億円の事業予算の2/3を、国、道からの補助金等でまかなうという。鉄道立体交差に要する予算は500億円強。しかし、駅周辺に広がる空き地と、一日20本程度の列車数から、はたして500億円もかけて立体交差する意味があるのだろうか、と素朴な疑問が残った。いや、きっと、地域経済活性化と、雇用促進という目でみれば、大きな意味があるのだろう。

(参考)
大田区常任委員会の視察旅費一人10万円、特別委員会4万円
旅費の最高は杉並18万円、最低は世田谷の6万円、江東、文京区は視察を廃止。

 


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