いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年06月20日(金) 共産党のヤジの怒号の中、賛成討論!

 今日は、定例会最終日。最終日は、上程された議案、その定例会中に採否が決まった陳情、請願の採決がおこなわれる。議案も、陳情も、所管委員会で審査され、委員会として採否を決め、その審査報告を本会議で、委員長がおこなう。その報告を聞いて、各議員は、賛否を決め、本会議として採否を決定する仕組みだ。どの委員会も、自民、公明の議員が入っているので、委員長報告に、この会派の議員が、本会議で反対することはほとんどない。とすると、議長以外、議員49名中自民18名、公明12名合計30名が、委員長報告に賛成するとなると、所管委員会の決定がイコール議会での決定となるわけである。
 
 今回は、いくつかの陳情が採択、不採択されたが、有事法制反対、教育教育基本法改正反対の意見書を出せ、との陳情はいずれも不採択となった。陳情者は、新ガイドラインに反対する会と新日本婦人の会で、いずれの団体も、日本共産党と極めて関係が深く、同党の政策に基づいた陳情と言ってもよいと思う。
 
 当然、不採択に反対の討論を、共産党が行い、採択賛成の討論を、私がおこなった。「討論」であるから、相手を論破しなければならず、いきおい相手の政党を非難する言葉を使ってしまう。議場入場前に、議会事務局職員から「混乱させないで欲しい」旨の要望があったので、かなり控えめに言葉を選んだつもりだが、共産党席からは、ヤジの怒号が凄かった。終了後、議会事務局が教えてくれたが、流石に共産党から「動議」が出るだろうと、あわてて、動議が出た場合のシュミレーションをしたそうだ。
 
 終了後、某党の新人議員さんから「あんなに言ってしまった、普段は共産党の議員とは話せるんですか‥」と心配そうに聞かれた。大丈夫、お互い、目指すところに基づいて発言しているだけで、個人的に敵視している訳ではないから。
 
 ところで、そういえば、ここは区議会だ。有事法制やら教育基本法は国会でやってくれヨ!


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