いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年06月08日(日) 祝万景峰号入港中止!しかし、朝鮮総連の抗議声明はなんじゃい

 今日は、新潟で、「万景峰号入港反対緊急集会」が開催された。私の参加している「北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会」も共催団体なので参加したかったが、地元神社の祭礼の最中で、明日、首相官邸に殴りこみ(?)に行くことで我慢した。この辺が、ドサまわり区議の辛いところだ。各町会の半纏をとっかえひっかえ、神輿をかつぎ、神酒所をまわり、自宅に戻ると「万景峰号入港中止」のニュースが流れる。よっしゃよっしゃ!やっと、日本の真剣な態度が、犯罪者集団にも伝わったか。国家として、毅然とした態度を取ることは、国際社会の中で認められるために必要不可欠な条件だ。不審船を取り逃がし、瀋陽の領事館では一介の巡査にまで国権を辱められ、国家としてていたらくの限りを尽くしていたが、やっと、少しまともになったようだ。以前、嘉手納基地上空を2度にわたって領空侵犯したロシア偵察機に対し、航空自衛隊の要撃戦闘機が、実弾を撃ったことがある。その判断を下した、南混団司令他、現場指揮官(時間的に、官僚や政治判断があったとは思えない)には敬意を表するが、ビックリしたのは、ロシアの反応だ。ロシアの領空侵犯は、珍しいことではなく、年間200回近くある行動だが、外交ルートで抗議しても、知らぬ存ぜぬが、彼らの常套手段だった。ところが、「撃った」途端に、「計器の故障で申し訳ない」と謝罪してきたのだ。理由は、もちろんウソだが、その素早さは、まともな国家として「撃った」結果である。国家として当然の主張をすることを、GHQと日教組、朝日(ちょうにち、と読むらしい)新聞により「悪」と教えられてきた、わが国にも、マトモな兆しが見えてきた。
 今回の入港中止も、毅然とした政府の対応の成果である。それにしても、朝鮮総連の抗議声明はなんだ。すべて、日本が悪い、と大騒ぎ。こちらは、くるな、とは言っていない。ただ、法律を厳格に運用します、と言っているだけだ。後ろめたくないのなら、正々堂々と入港すればいい。総連の中止声明は、まさに、今までの犯行の「自白声明」にほかならない。まだ、気づかない、いや、気づいていても、将軍様が怖くて、本音をいえない総連関係者も、被害者なのだろう。
 いや〜、それにしても、神輿を担いだ肩が痛い!国家から神輿まで、イナカ議員は辛い!

以下、救う会ニュースを転載する。


★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.6.8)

■ 「万景峰号の入港反対緊急集会」開催、万景峰号入港中止

 6月8日午後4時半より6時半まで新潟市ホテル新潟で「万景峰号の入港反対緊急集会」が開催されました。同集会は新潟で拉致救出運動を展開してきた、横田めぐみさん等拉致日本人救出に新潟の会(会長:小島晴則)と拉致された国民の救出を支援する新潟県の議員の会(会長:高橋 正)が共同主催し、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(代表:横田滋)、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(会長:佐藤勝巳)、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(会長:中川昭一)、北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会(会長:土屋たかゆき)の4団体が協力しました。
 当日、万景峰号の入港中止が明らかになり、集会は勝利集会となった。会場には、1200人以上が出席し、また多数の方々が会場に入りきらずお帰りいただくしかないほど盛況でした。
 集会の進行順序と同集会で採択された声明を掲載します。


開  会  西岡 力(司会、「救う会」全国協議会副会長)
開会の辞  高橋 正・新潟県の議員の会会長
来賓挨拶  平山征夫・新潟県知事(メッセージ代読)
西川 勉・新潟県議会議長
篠田 昭・新潟市長
安明進(元北朝鮮工作員)
訴  え  被害者家族(横田早紀江、蓮池透、蓮池秀量・ハツイ、奥土       一男、地村保、浜本雄幸、有本明弘・嘉世子、松木薫、飯塚       繁雄、寺越昭男・内田美津夫、市川健一、平野フミ子)
     拉致議連(西村眞悟幹事長、平沢勝栄事務局長、吉田六左エ       門、小島敏男、栗原博久、保坂三蔵、森ゆうこ、藤島正之、       漆原良夫、原口一博、星野ゆきお)
     救う会(佐藤勝巳会長)
決  議  三宅 博・地方議員の会副会長
閉会の辞  小島晴則・救う会会長代行、新潟救う会会長
閉  会  



 
        「万景峰号の入港反対緊急集会」声明

 北朝鮮は明日に予定されていた万景峰号の新潟港入港をとりやめた。これは、日本国民の怒りに恐れをなした結果であり、入港中止を求めてここに集まった私たちの勝利である。
 私たちはこれまで何回となく、万景峰号をはじめとする北朝鮮貨客船はすべて日本の安全を脅かす「工作船」であると警告し、本日もそのことを内外に訴えるためにここに集まった。今回、日本政府は厳格な検査をすると発表していた。入港をとりやめたということは、北朝鮮当局が万景峰号は検査されると不法行為が露見してしまうと判断した結果だ。つまり、北朝鮮当局が自ら万景峰号の危険性を認めたのだ。
 北朝鮮には日本のように政権と関係ない民間の活動はあり得ない。万景峰号をはじめとする北朝鮮貨客船は、金正日テロ政権を支える重要な役割を果たしている。今回万景峰号の入港は阻止されたが、すべての北朝鮮貨客船を止めなければ、日本は金正日テロ政権を支えつづけることになり、拉致問題の完全解決も実現できない。
 日本政府は今回実施を予定していた当然なすべき検査をいままで行わなかったことを強く反省し、今後はすべての北朝鮮貨客船はもちろんのこと、朝鮮総連など金正日テロ政権に忠誠を誓う日本国内の組織にたいする当然の法執行を行うべきだ。
 私たちは万景峰号をはじめとする北朝鮮貨客船の日本入港を絶対認められない。そのため今後も全力で戦い続けることを表明する。

             平成15年6月8日
                万景峰号の入港反対緊急集会参加者一同


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