いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年08月06日(火) お願いだから 先生 普通に教えて!

 今日は、土屋、三輪裁判を支援する会にでかけた。この事件の概要は、以下のとおりである。

足立区立16中学校の社会科のM教諭が、平成9年6月に、紙上討論という授業において、きわめて反米的な内容のプリントを配布した。
授業を受けた生徒のなかに、米国人を父に持つ女生徒がおり、この母親が、教育委員会に抗議したところ、この教員は、この母親について”アサハカな思い上がり”としたプリントうを、クラスで配布した。この女生徒は、登校拒否になり、M教諭は、2回の減給、都教育研修所入所(教員の再教育機関)の処分を受けた。
このことを聞いた、土屋都議(民主党)、田代都議(自民党)、古賀都議(自民党)が、都議会でも追及をした。
平成11年7月1日、土屋都議らが、JR北千住駅前広場において、”M教諭を懲戒免職に”との街頭演説をおこない、その演説に、”犯罪者””過激派”の文言が、ノボリに魔女の絵があることが”名誉毀損”にあたり、35万円の慰謝料をM教諭に払え、との判決が、東京地方裁判所においてあった。

実際に、私も、その街頭演説の場所におり、演説もした。区立16中にも出かけ、学校長、教頭に面談し、女生徒の母にもあった。そのうえでの感想は、”いやはや大変な先生”だ。現在4件の訴訟をかかえているそうだ。
私は、教員が、個人的にいかなる思想をもとうとも、どこの政党を支持しようが勝手である、と思っている。しかし、地方公務員として勤務している時間は、公平無私でいていただきたい。まだ、判断基準を持たない子供達に、自らの思想信条こそ正しい、と教えることは、例は極端だが、児童への強制わいせつと同等なくらい犯罪行為である。
そして、体制への反発こそが、民主主義である、との教育を受けた一部のエセ民主裁判官の存在も困ったものである。


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