いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年07月19日(金) 盆踊りと政治家

 いよいよ、本格的な夏。保守系政治家にとっては、忙しいシーズンの到来だ。
盆踊り、神社の祭り、町会の納涼会など、イベントが目白押しだからだ。私、いぬぶしは、一部の町会、地域だけでは当選できない。大田区全域から、少しづつ支持を頂いた結果なので、他の区議に比べて、地域のイベント参加数はケタ違いに少ない。それでも、大忙しである。今日は、神社と、町会の盆踊りがある。
 ここで、問題は、”会費”だ。普通、町会役員さんは、他の町会のイベントには、金一封を持参するのが、常識となっているし、それは相互主義となる。来た相手のイベントには、頂戴した金額を持参するのだ。では、議員は、どうする…
 基本的には、公職選挙法により、寄付行為は禁じられているので、お祝いは持参できない。しかし、ロハで行くと、”けち”と影で言われるし、”票に影響したら”と、あの手、この手を、受け入れ側でも考える。”奥さんの名前で””会社名で””領収書切らないから”など、提案をしてくださる。すべて違法である。受取側も犯罪者となる。ただ、この程度を摘発していたら、日本中に議員がいなくなってしまうからだろうか、捕まったとの話は聞かない。
 同僚議員でも、まったく1円も持参しない議員、新聞配達のように配る議員、さまざまのようだ。よし、法の精神に則って、今日はロハで行こう。
受付に並び、名刺だけは、いささか気前が悪い。酒の液でも、他の人は、領収書代わりの、手ぬぐいをもっているのに、ない。
 ただ酒は、まずい!自分の、のみ代は払うべきだ。そうそう、役所言葉の”費用弁償”だ。ビール1本370円、つまみ1000円。2000円くらいは、許される範囲ではないか。どなたか、警視庁捜査2課に聞いてもらえませんか?

 かくして、てぶらかどうかは別にして、週末の夜、議員は走る、走る、次の会場へ…


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