2002年07月17日(水) |
鹿児島市視察 草ボウボウのウオーターフロント開発 |
今日から、都市整備委員会の行政視察が始まった。区議会議員は、任期中に、1回の海外視察、1回の姉妹都市訪問(セーラムまたは、北京)、毎年1回10万円以内での常任委員会視察、5万円以内の特別委員会の視察に参加できる. ちなみに、私は海外視察については、参加していない。今年度も参加しないつもりなので、任期中には参加しないことになった。 本日の鹿児島市の視察は、主に、ウオーターフロント開発と、長期計画についてが目的だ。 日本中、どこの自治体でも、他の自治体からの視察を受け入れることが、暗黙の了解事項になっているようだ。但し、区であれば、相手は市、都であれば、県というように決まっている。そして、相手の自治体の車で視察をする。説明には、相手議会の委員会室を使い、議長が挨拶にこられ、担当部課長が説明する、というのが一般的だ。もちろん、食事、宿泊などは、こちらもちで、相手との酒席などはない。 泊まりは、シングルルームの、決して上等ではないビジネスホテルである。観光は、たまげるぐらいしない。たとえば、鹿児島であれば、ついでに櫻島を見るとか、西郷さんの墓参りをするとか、いいじゃない、と思うんだが、しない。 宿も、別に、指宿温泉でも、ちゃんと視察したうえなら、いいんじゃない、と思うが、過去4回、すべてビジネスホテルだった。 情報公開の時代、なんでも公開できるから、区民から後ろ指をさされないようにするのは当然だ。しかし、それもバランスだと思う. かくして、工場や企業にまったく相手にされない、鹿児島のウオーターフロント開発事業の実態は、よく理解できた。草ぼうぼうの広大な埋立地をほったらかしていても大丈夫な、日本という国は、そうれはそれで凄い! 鹿児島市立の水族館。りっぱな建物だったが、入場者がオープン当初の半分に減ったとのこと。経営は、市の外郭団体だそうだ。これも、大田区には作ってはいけない。勉強になりました。
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