いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年05月09日(木) お役所の掟を、ぶっ飛ばせ!

5月7日、大田区内にある清掃工場において火災が発生し、消火活動にあたっていた、第二方面本部酒井特機隊長が、殉職された。ご本人とは、一面識もないが、47歳という年齢、昔、制服を着ていたこと等、人ごととは、思えず、新聞記事を読みながら、涙が出てしまった。
 たまたま、私は、区議会防災対策特別委員会の委員なので、区としてなにか弔意を表せないか、と、担当であろう防災課長に確認したところ、”所管は、清掃部である”清掃部では、”あの工場は、23区事務組合のものである”
おう、お役所の掟が出たなあ〜
こいつは、役人にまかせていては、明日のお通夜には間にあわん! 区長室に連絡し、担当助役に直訴。助役も、何か出来ないか気になっていたとのこと。さすが話が早い。区長名の生花と弔電を打っていただくことになった。議会側では、議長と、防災委員長が、すでに、それぞれの判断でお通夜の出席を決めていた。ご遺族に、区民の感謝の意が伝わると良いのだが。

 一難さって… 
 昨年から、大田区水防演習に、関係職員の理解で、陸上自衛隊の、大田区を担当する一連隊1中隊長が参加できることになった。今年も、参加を、と思い、一連隊に連絡すると、”創隊行事のため参加できない”との返事。まあ、しかたないが、せっかく、恒例になった参加行事をもったいない。上級部隊の第一師団に依頼すると、”区のカウンターパート(相方)は連隊であり、師団は、都道府県であるので、参加できない”との、またまた、お役所の掟が、出たあ〜
そうじゃないでしょう!誰でも、いいから、自衛官がいることが、必要なんですよ。と、なんで、私が、現職の自衛官に訓示をたれなきゃいかんのだ。よし、わかったよ。ズドーン!と、参加させてあげるからね。
 一番嫌いだけれど、役人を動かす、簡単な方法を実施した。連隊長や、師団長よりエライ人間から依頼すればいいだけのこと。なんと、エライ方に依頼後、10分で、”再検討しましたが、参加させていただく”との返事。あれ、創隊行事はどうしたんだろう…
まあ、ともあれ、ご配慮に感謝。有事だけでなく、平時の関係強化も重要ですよ。


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