2002年05月08日(水) |
商店街の補助金をもっと早く! |
大田区から、区内商店会に支払われる、各種補助金は、なんと、年1回しか支払われない。例えば、昨年8月に実施された、糀谷阿波踊りの、イベント助成金が、糀谷商店街振興組合に支払われたのは、なんと、本年3月26日だ。民間では、末締めの、翌月末支払いが一般的で、それ以上のサイトだと、敬遠される。また、大企業の場合は、公正取引委員会で、問題にされる。それが、区は、最大365日後。糀谷のケースでも、8ケ月後だ。じょうだんじゃない!と、予算委員会で質問し、改善を要求したが、”ばらばらに請求が出ると、事務量が増える”と、意味不明な理由で、改善されず。そこで、5月中に改善されない場合は、大田区監査委員会へ監査請求するぞ、と、はやりの恫喝を。 そのせいかどうか、本日、産業経済課長より、年四回支払う、との改善策が示された。まだまだ、とは思ったが、その努力には感謝! 区の中小企業向け融資も、斡旋審査会という会合を月1回しか開かない関係で、申込みから、融資実行まで最大70日程度かかる。ちなみに、本日書類が、完璧にそろっていて、融資実行は、6月末。5月10日だと、なんと、7月末の融資となる。こんなこっちゃ、本当に必要な企業は、よそにいく。どうりで、利用実績が低いはずだ。信用保証協会付きなら、早いと、役人はおっしゃるが、信用保証協会の保証が取れれば、区なんかにこなくても、どこでも貸してくれるって!本質的に、公務員には、中小企業や、商店の辛さは、理解できない。
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