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2020年07月13日(月) 「EQUALINE」のこと

 「EQUALINE」(丸ダイス)の感想を。
 n×n(基本は3×3)マスの盤上に配置された数字と演算記号を一筆書きの要領でつなげて計算を行い、指定時間内に指示された数字を作るパズルゲーム。
 ゲームモードはエンドレスとミッションの2つ。エンドレスは文字通り終わりのないモードで、次々と増えていく数字をひたすら計算していく。ミッションは各面ごとにさらに独自のルールが加わり、それに則って計算を行う。

 ルールは算数を習った人ならば誰でも理解できる至極単純なものだが、一筆書きの要領で数字と演算記号を繋げるというありそうでなかったシステムのおかげで、計算のための思考回路を全開にさせられる傑作パズルゲーム。計算する数字が小さいうちはまだしも、大きくなるにつれて日常ではまるで縁のない計算手順を要求され、この時点で既に思考はいっぱいいっぱい。そして、ここにさらに制限時間が加わるものだから、ひたすら解法を求めるべく視線は画面に釘付けとなり、頭の中は計算のこと以外何も考えられず、プレイ中は解放を見つけるために必死で操作する羽目になり、これが実に気持ちが良い。単純なルールでこれほどの緊迫感を生み出すとは、また凄いパズルゲームが登場したものだとただひたすら感服する次第である。
 さらに、ミッションでは各面独自のルールを付け加えることで、このシステムをより奥深いものにしている。追加されたルールは全然複雑なものではないにも関わらず、各面毎にエンドレスとは全く異なる攻略を要求されることに驚愕しか無かった。

 とはいえ、私は暗算もリアルタイムのパズルもどちらも苦手なので、このゲームにはまるで歯が立たず。実績を見ても、まるで達成できる気がしないものが多々。システムが非常に面白いだけに、自分の能力不足のせいで満足にプレイできないのは歯がゆい限りである。
 それにしても、これほどの傑作パズルゲームがパッケージのみの頒布というのは解せない。ルールは万国共通のものであり、Steamとかで頒布すれば受けが良いと思うのだが。


氷室 万寿 |MAIL
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