雪さんすきすき日記
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2018年08月31日(金) 「エマの探検7」のこと

 会社から帰る5分前に停電が発生し、機器が全て停止。復旧作業に1時間半ほど費やす羽目になってしまった。

 「エマの探検7」(松の木)の感想を。
 大きな木の下で昼寝をしていたエマとサン。気が付いたら、エマが地底のアリの王国に迷い込んでしまった。
 この作品は見下ろし型の2Dアクションゲーム。操作は移動と攻撃、ダッシュ。エマを操作してアリを倒したり避けたりしながら出口へと向かうのが目的。ただし、舞台が地下だけあって周囲は真っ暗で、エマの周囲しか視界が広がっていない。一度通った場所は地形のみが表示されるが、それ以外のキャラクターはエマの周囲しか表示されない。面によっては鍵を集めないと出口が開かないときもある。ボスがいる面ではボスを倒すとクリア。
 敵を倒すとコインが出現し、20枚集めるとランダムでパワーアップする。また、特定の壁を攻撃すると明かりが灯ったりアイテムが出現する。
 自機は体力制で、敵の攻撃を受けると体力が減少し、体力が無くなるとミスとなる。ただし、ゲームオーバーは無く、何度でも挑戦できる。

 開始直後は本当に真っ暗なので手探りで探索をしなければならないし、視界も周囲3キャラ分くらいしかなく敵は常に突然現れる。視界を遮るというアクションゲームとしてはかなり挑戦的なシステムだと思ったが、意外と理不尽さは感じないでちゃんとクリアまで到達できた。ダッシュをすると視界が狭くなるのは面白い発想である。
 ほのぼのした物語や昔のゲームを彷彿させるシステムにグラフィック、自動作曲による明るい楽曲など、牧歌的な雰囲気は健在。この雰囲気を楽しむことが、このシリーズをプレイする最大の目的になっている。一方で、難易度ノーマルでは体力が増やし放題だったが、ハードになると一切増えないという容赦の無い難易度調整も相変わらずであった。
 ただ、今作はサンが使えないのがちょっと残念。毎回、エマとサンで性能差のあるプレイを楽しめたのだが、今回はそれが無かった。


氷室 万寿 |MAIL
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