雪さんすきすき日記
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2015年07月05日(日) |
「Rogebreaz」のこと |
昨日の活動は14時頃に起きて昼ご飯食べて家電量販店に行ったくらい。夕方には寝てしまった。
今日は9時半頃起床。「Rogebreaz」(音条の杜)をプレイ。 いわゆる音ゲー。画面中央から八方向に向かって判定位置が設置され、画面中央から判定位置に向かってオブジェクトが向かうので、判定位置とオブジェクトが重なったときに対応したキーを押すというお馴染みのルール。なお、5は画面外から中央に向かって収束していく円に合わせて押す。オブジェクトは楽曲の旋律やリズムに合わせて出現するので、キーを押すという動作で曲と同調できるという、これまたお馴染みの仕組みである。 楽曲数は50以上。ネットランキングやクリアの条件によって解禁される実績も備わっている。
判定位置とテンキーの位置が一致しているので、直感的に分かりやすい。直感で楽しむ音ゲーにとって、この直感的という要素は非常に大事である。オブジェクトの出現パターンや組み合わせもいろいろと工夫が凝らしてあるという印象。音ゲーは「beatmania IIDX 6th」までであった私だが、「ビーマニ」とはまるで異なる操作系なので、指使いがとても新鮮であった。 一方で、ボタンを押したときの反応がクラップ音のみというのは、曲によっては違和感が。ジャンルが多岐に渡るので一様に合う効果音というのは無いであろうけど、クラップ音はちょっと自己主張が大きい気がした。 メニュー周りでも惜しい点が。何種類かある曲の並び順の設定が保存されないので、モードセレクトに戻るたびに自分の望む並び順に毎回設定しなければならないのが非常に手間と感じた。スコア狙い時に失敗して中断したときなど、いちいちモードセレクトに戻るので、面倒で仕方無い。あと、実績が3曲通しでクリアしないと解除されないのは、かなり敷居が高い気がした。もう1つ気になったのが、公式ページが広告だらけ。少なくとも好印象は抱けない。
今の実力だと大体レベル3〜4程度がクリアの限界かも。レベル6くらいでオブジェクトが追えなくなる。
続いて「Killer in the Forest」(Six Shot Revolver)をプレイ。 スマホ用VN製作アプリ「Script少女のべるちゃん」で作成されたADV。 主人公が属する大学の映画研究会がB級ホラーを撮影するためにロケ地として訪れたのは人里離れた深い森。しかし、ここでカメラマンが何物かに殺され、仲間とも離れ離れになってしまう。一転して惨劇の舞台と化した森を主人公は彷徨い、仲間を見つけて謎を解き、この窮地を生き延びねばならない。
ツールこそVN作成アプリだが、作品自体は近年すっかり見られなくなった探索ADV。舞台となる森を東西南北に移動して探索を行い、アイテムやヒントを集めて、殺人鬼の正体を暴くことが目的となる。 森のマップは入り組んでおり、マッピングをしないと迷うこと必至。さらに、主人公には生命点とスタミナという2つの点数が設けられており、殺人鬼の攻撃を受けたり罠にかかると生命点が減少、0になると力尽きてしまう。スタミナは移動するごとに減少し、無くなると昏倒して大幅に時間が経過してしまう。生命点やスタミナはコマンドで回復可能だが、こちらも時間が経過する。なお、森の中には主人公の助けとなるヒントやアイテムも存在し、これらは探索コマンドで見つけられる。もちろん、探索でも時間が経過する。 そして、この時間という要素がゲーム進行に大きく影響を及ぼす。森のどこかには映画研究会の仲間がいるのだが、時間の経過と共に殺人鬼の餌食となってしまう。殺人鬼より前に仲間の元に辿り付き、重要な手がかりを得るのが攻略上必須となる。 森の中を移動していると、時折殺人鬼と出くわす。この時は倒すことができないので、生命点とスタミナを消費して切り抜けることになる。消費する生命点とスタミナは二律背反的に設定されているので、そのときの状況に応じた判断が求められる。 これより、森のマップを完成させてアイテムの場所を把握し、さらに行動を最適させて仲間を全員救助した上で謎を解くという、非常に攻略し応えのある内容となっている。
3時間ほどで恐らく真のエンディングと思しきものに到達。マップを完成させてからが攻略の出発点で、ここから行動を最適化していくことに。この行動最適化の段階が実に楽しいわけで、仲間を全員救出できた嬉しさも一入。最後の謎は、作中でもヒントとして与えられていたが、オープニングでの会話の違和感が鍵となり、これには大きなカタルシスが感じられた。 このツールでは、素材は既存のものを利用するようで、怖さに関してはそういう表現の素材が乏しいのかあまり怖くは感じられなかった。あと、スマホだから画面が小さかったというせいもあるかも。ともあれ、その分攻略に集中できたので、それはそれでありがたかったのだが。
VNではなくADVとして十分に楽しめた作品であった。コンテストで賞を獲得したのも納得である。
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