雪さんすきすき日記
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2014年10月30日(木) 「こめいじ」のこと

 今日は「こめいじ」(D.C.S.)をプレイ。
 タイトルどおり、古明地姉妹が主人公の縦STG。攻撃のシステムが「ぐわんげ」の式神システムなのが特徴。
 主人公はさとりさんで、こいしが式神役。こいしを出していないときはさとりさんは自在に動けてショットを連射。こいしを出した状態でこいしを敵に重ねると、こいしに向けてさとりさんが高威力の爆弾を投げる。また、こいしにかさなった敵弾は色が変わり速度が遅くなる。敵を倒したときに発生する爆風は、色の変わった弾を巻き込んで消す。ただし、こいしを出しているときは、さとりさんは左右のみの低速移動しかできなくなる。その他、全画面攻撃のボムも装備。
 敵を攻撃するとスコアアイテムのお金が登場。お金の価値は、コンボをつなげることで上昇する。コンボゲージは敵に攻撃を当てないと減っていくが、こいしが弾を遅くしているときはゲージが減らないという特徴を持つ。なので、コンボを繋げるにもこいしを活用することとなる。
 道中は様々な動きや攻撃をする妖精が相手で、中ボスとボスに東方キャラが出現。全5面。

 「ぐわんげ」は発売当時近所に入荷せず、またその頃は音ゲーに移行していたこともあり、ほとんどプレイする機会が無かった。なので、式神システムについてはさっぱり理解しておらず、この作品で漸くどんなものか知ることができた。機動力と引き換えに、攻撃力と攻撃範囲を高めるシステムであったか。
 「ぐわんげ」はスクロール方向がいろいろと変化して地形も登場するが、「こめいじ」は上方向への縦スクロールのみで地形も無しと、式神システムのみに焦点を当てた簡素な内容となっている。
 3面くらいまでは妖精の出現パターンも弾数も緩く、こいしを適当に使っていても先に進める。しかし、面が進むごとに妖精の種類(=攻撃の種類)が増えていき、4面以降はこいしの弾消しや速攻撃破で的確に対処しないと即追い込まれてしまう調整に豹変。最終面の波状攻撃はまるで太刀打ちできないのだが、これもこいしを活用すれば突破できるのであろう。道中の敵は妖精のみだが、様々な攻撃を組み合わせることにより限られた素材で上手く起伏を作っていると感じた次第である。ボス戦も妖精による弾消しを用いた攻略を要求される戦闘が多めであった。

 残機もボムも一切増えないという割り切った調整であるが、コンティニューが無制限なので何とかクリアまでこぎつけることができた。式神システムを従来の縦STGに取り込み再構築を図った作品であるように思えた。ノーコンティニュークリアできればシステムの面白さがより見えてくるのであろうけど、私には無理っぽいので式神システムの醍醐味を十分に理解できたとは言い難い。残念ではあるが、ここで一段落とさせてもらう。


氷室 万寿 |MAIL
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