雪さんすきすき日記
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2014年02月27日(木) |
「めいどめいどめいず」のこと |
そろそろ花粉が飛び始めたようで、くしゃみと目のかゆみの症状が徐々に現れるようになってきた。
昨日一昨日と「めいどめいどめいず」(トッパツプラン)をプレイ。 過労がたたって風邪で倒れてしまった咲夜さん。第一発見者のレミリア嬢がとりあえずパチュリーを呼ぼうと館の扉を開くと、そこは見たことも無い空間が広がっていた。果たしてレミリア嬢はこの変わり果てた空間を乗り越えて咲夜さんの風邪を治せるのか。
この作品は、レミリア嬢が主役の東方二次創作アクションゲーム。ランダムに変化するマップが特徴で、出口を求めて探索を行うローグライク的要素が取り込まれている。 面構成は1つのシーンがいくつか(シーン1:10、シーン2:15、シーン3:20)のフロアで構成され、さらに1つのフロアは6(シーン3は9)のマップから成る。マップ間の移動は設置されているゲートで行い、そのフロアのマップの1つに次のフロアに続くクリアゲートが存在する。ゲートを守るゲートキーパーを倒すとクリアゲートが開き、次のフロアに進むことができる。所定のフロアを進むとボス戦となり、ボスを倒すとシーンクリア。敵の攻撃を受けると残機が減り、無くなるとその時点でゲームオーバー。 マップには体当りをする毛玉、弾幕を撃つ妖精、レーザーを撃つ魔道書、全方位攻撃をする陰陽球の4種類の敵が行く手を阻む。それぞれの敵は色や大きさにより、攻撃内容や耐久力が変化する。 一方のレミリア嬢はさすが吸血鬼だけあってその能力は雑魚とは比べ物にならないほど高い。基本行動は左右への移動にジャンプ、全方位へのダッシュであり、ダッシュ中は完全無敵。更に、攻撃もヴァンパイアクロウ(打撃)、デーモンロードクレイドル(ダッシュ攻撃)、ロケットキックアップ、デモンズディナーフォーク、スティグマナイザー(上中下への射撃)、スピアザグングニル(スペルカード)と盛り沢山。ヴァンパイアクロウとデーモンロードクレイドルは敵の小さな弾を消すことが出来て、スペルカード宣言中は完全に無敵となる。ただし、ダッシュやヴァンパイアクロウ以外の攻撃は霊力を消費し、スペルカードはゲージが溜まっていないと宣言できない。 敵を倒すなど破壊行動を行うとPOWERアイテムが入手でき、フロアクリア時にPOWERアイテムと引き換えにレミリア嬢の能力を上昇することができる。また、壷を破壊すると残機のかけらを入手(5つ集めて1UP)、さぼっている美鈴にお仕置きをすると、大量のPOWERアイテムと残機×3が入手できる。
とりあえず初回はレミリア嬢を強化しまくって楽にクリアしようと思い、実績との兼ね合いもあって全マップ全ての敵を倒してクリアしていくことにした。レミリア嬢の高い性能で雑魚を蹴散らしていく痛快なプレイが楽しめると思ったのである。事実、最初の数フロアはそうであったものの、ゲームを続けていくにつれて徐々に退屈さが増していった。そして、どれだけフロアを進めても、一向にやることが変わらないことに気付いてしまった。確かにマップはランダムに変化するものの、規定のマップから選ばれるだけであり変化の幅は思っていたほど大きくはない。さらにレミリア嬢の機動力の高さであれば大抵の地形は難なく突破できてしまうので、折角のマップの差異もプレイ内容にはほとんど影響を与えないのである(一部の広大なマップは除く)。そして、敵はいい感じにマップ全体に配置されており、かくしてマップを移動してはそこを縦横無尽に動き回って敵を殲滅することの繰り返しを延々を行う羽目になるのであった。シーン1ですら10フロア×6マップ=60回平坦なプレイの繰り返し。たまに強化された敵が大量に登場する雑魚の巣窟というマップも登場するが、はっきり言って焼け石に水であり、ボスもどうにも存在感が薄く抑揚を付けるには力不足が否めない。 そんな作業を繰り返してシーン3をクリアした後に感じたのは、面白いともつまらないともいう感想以前に、作業から開放されたという安堵感。全マップ敵を殲滅するというプレイ姿勢が悪かったのかもしれないが、それでもここまで何の感想も得られなかった作品というのも稀有である。 実績の中にはタイムアタックもあるが、1回クリアしてもう十分なのでこれで一段落とする。
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