雪さんすきすき日記
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2013年07月08日(月) 「aleir+」のこと

 今日は「aleir+」(CERTiA)をプレイ。昨年末にプレイした「aleir」を元に内容を増補した作品で、近未来のニホンにおいて現実にも影響を及ぼすネットワークウィルス「ARバグ」を退治するのが目的の固定画面アクション。
 操作は前作同様、マウスカーソルを動かすとそれに自機が追従して動き、左ボタンのドラッグ&ドロップで攻撃を兼ねた無敵の高速移動(シーケンスラッシュ)。左ボタンを押すとカーソルが変形して、カーソルに触れた敵をロックオン(リアルロック)。ボタンを離すとロックオンした敵が一定時間行動不能となる。シーケンスラッシュは軌道上にある敵を全て倒すが、このとき倒した数によって得点に倍率が掛かる。また、ロックオンで行動不能にした敵は得点も更に上昇する。行動不能中の敵は当たり判定も大きくなるので、リアルロックで敵を行動不能にし、そこをまとめてシーケンスラッシュで倒すのが攻撃の基本となる。
 敵は通常弾、誘導弾、上下左右にレーザーを撃つ3種類が登場し、複合攻撃を仕掛けてくる。敵自体には当たり判定は無いが、敵弾に被弾するとダメージとなる。ここで、シーケンスラッシュ後やリアルロック中は自機が行動不能となるので、乱発すると敵の良い的となってしまう。また、行動不能から復帰した敵は即座に攻撃態勢に入るため、分散してロックオンすると倒しきれずに集中砲火を喰らう恐れも出てくる。
 そして、前作にはなかったボスも登場。攻撃は、自機が正面に来たときに弾を撃つのと突進の2種類。ボスには当たり判定があるので、シーケンスラッシュで斬り抜けるように攻撃を当てる必要がある。全3面で各面同じボスが出てくるのだが、面が進むとシールドをまとったり雑魚を呼んだりと強化される。

 エンドレスだった前作に対して、今作は面クリア型の構成。敵の出現パターンは各面決まっているが動きはランダムなので、敵がなるべく一列になるようロックオンした後は最も敵を大量に巻き込める経路を瞬時に判断し、そこからシーケンスラッシュを撃ち込むというアドリブの操作を常に要求されるのが結構刺激的。システムが単純なので、手軽に一網打尽の手応えが楽しめるのも魅力である。ロックオンが一度に6体までしかできない仕様や、敵の種類による行動パターンの差異、行動不能から復帰した敵が即座に攻撃態勢に入るなどの調整が、細かいながらも作品にしっかりと抑揚を与えているのが好印象であった。夜の都会上空という舞台にチップチューンの音楽というのも良い雰囲気である。
 前作になかったボス戦は道中に比べるとパターン色が高いので、やや冗長気味なところも正直ある。とはいえ、2面以降唯一ダメージを与えられる突進攻撃にシーケンスラッシュを当てる際は、突進音や目視での判断が要求されるので、割と気が抜けないところもあるのだが。

 とりあえずクリアは達成したが、1面や2面に比べて3面が物凄い猛攻で攻略に苦労した。何しろ、道中は常時レーザーを撃つ敵が出てくるため、そのレーザーで移動範囲が制限された中で他の敵の攻撃を避けなければならないという非常に厳しい状況にが常に続く。レーザーはシーケンスラッシュで抜けられるものの、移動後の硬直時に他の敵の攻撃を喰らったり、その攻撃を避けたらレーザーに激突という場面も多々あり、とにかく一筋縄ではいかなかった。最終的には、敵の移動パターンから画面端にはレーザーが撃たれにくいため、画面の端から端までシーケンスラッシュを続けることで対処したが、正直体力勝負なところもある。そして、大抵ボスに来る頃には体力が1つくらいしか無いので、そこで雑魚を呼び出すものだからまるで気が抜けない。
 一応何回かクリアはしたものの毎回残り体力が1だったので、もう少し残してクリアしたいところではある。


氷室 万寿 |MAIL
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