雪さんすきすき日記
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2011年05月22日(日) 休日のこと

 さあ、週末だ。ゆっくり休むぞと思って帰宅した金曜だったが、甥が遊びにきていてその目論見は見事に崩れ去ったのであった…。

 というわけで、昨日の日中は騒がしい中必死に横になっているだけで終わってしまい、午後も疲れが残っていたので古いアーケードゲームの動画を見るに止まった。「オーライル」の動画など初めて見たが、ゲーセンではシステムが理解できなくて手を出さなかったのが悔やまれる内容であった。

 今日は昼頃に甥達が去って落ち着いたので、「みく☆あど あぺんど!」(えすぷり屋)をプレイ。
 この作品は、ボーカロイドの二次創作アクションパズル。謎の生物みっくりに支配された世界で、初音ミクが他のボーカロイドの声を取り戻して救出していくという内容。

 初音ミク等の自機を操作して、動き回る音符を全て回収してゴールにたどり着くとクリア。敵に触れると制限時間が減り、制限時間が無くなるとゲームオーバーというルール。
 しかし、自機は直接操作することができず、ひたすら直進して壁に当ると左周りに90度向きを変えるという動作を繰り返す。なお、敵や音符も移動速度は違えども同じ動作をする。そして、プレイヤーができるのは、床に矢印のパネルを置くことのみ。このパネルを踏んだ自機や敵キャラは矢印の向きに進行方向を変え(音符は変えない)、これにより自機や敵を上手く誘導して音符を回収していくこととなる。ちなみに、矢印のパネルは一定回数踏まれると消失するのだが、この回数はEASYでは100回(!)、NORMALでは3回、HARDでは1回と難易度により変化し、難易度の高い方が操作が忙しくなる。また、床には何度踏まれても消えない矢印や、一定間隔で方向の変化する矢印、床が現れたり壁が消えるスイッチなどもあり、パズル性を高めている。

 そして、この作品の特徴的なところが、2人のキャラを操作しなければならないこと。この手のシステムで複数キャラを動かすというのは中々無いのではなかろうか。
 序盤こそ自機は初音ミクのみだが、最初のボーカロイドを救出した以降は救出した中から1人を選んで2人を操作していくことになる。各キャラには移動速度や特殊能力が設定されていてそれぞれ個性があるのだが、ただでさえ思い通りに動かない自機なのに、それを2人ともなると操作する忙しさは相当なものに。広い面では自機が両方とも画面に入りきれないこともあり、行ったり来たりを繰り返すようなことも。しかし、例えば敵を誘導して1箇所に固めたり、ミクと敵(移動速度が同じ)を同一の経路で回らせておいてその間にもう1人が音符を集めるなど、全ては誘導次第。勿論、こういうシステムなので、2人で強力しないとクリアできないようなパズル性の高い面も当然ながらある。

 キャラの動きにランダム要素は無く一定の法則で動いているので、いかに先を読んで誘導するかが攻略の要点となる。とはいえ、動かすキャラは2人でありそう上手くいくはずもなく、場当たり的な誘導になってしまうこともしばしば。しかし、この忙しさがアクション的に楽しかったりする。もちろん、読みどおり2人を上手く動かせてクリアできたときにはパズル的な高い満足感が得られる。この、2人を同時に動かすという要素が、この作品の面白さを高めているように感じられた。

 難易度は、やはりこの作品の特性を考慮してHARDで。おかげで常に各キャラの動きに目を見張らなければならないが、それがまた楽しい。面数は100面超と多いのだが、各面数分で(上手くいけば)終わるのでテンポが良いのも好印象。
 現在中盤まで到達。難易度は右肩上がりという感じはせず、各面まちまちのような。そして、敵が出現しないパズル面は癒し(笑)。

 60面で救出したキャラの能力が、敵に触れても時間が減らない、すなわち無敵。バランスブレイカーの予感。


氷室 万寿 |MAIL
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