人妻の裏心シリーズ 第2弾 『皮肉な幸せ 2』 - 2005年06月21日(火) どんな人なのかしら? 写メールは1度半年前にもらったことがあるけれど、 はっきりいってそれほどタイプじゃなかったっけ。 目が大きな人だなってことが、妙に印象深かったけど・・・。 言われたとおりに、まっすぐ歩いていくとそれらしい紺色の車が 道路脇にとまっていた。でも、中には誰もいない。 もう一度、携帯をならす。 「たぶん、ついたと思うんだけど?」 すると、後ろから声がした。 「もしかして、可奈さん?」 ハッとして後ろを振り返ると、白いシャツを着た爽やかそうな男の人が 携帯片手に立っていた。 間違いない!彼だ! 意外に写真よりも若くみえていい感じ。 「こんにちは。はじめまして。」 とりあえずありきたりな初対面の挨拶を交わす。 「汚い車だけど、まあどうぞ(笑)」 と、いわれ挨拶もそこそこに助手席に乗り込んだ。 「写真よりもちょっと太ったか?(笑)」 はぁ?初っ端の言葉がいきなりこれですか?^^; 彼のその言葉に、かなり出鼻をくじかれたアタシだった。 少しヘコミ気味のアタシに気づいたのか 「いや〜、でもビックリしたよ。綺麗な人で。写真よりいいじゃん!」 今更、取り繕っても・・・って感じだったけど、素直に 喜んでしまうところがアタシの単純なところかも? そんな会話をしながら、車は発進した。 何処へ行くのか皆目見当もつかない。 「今から何処へいくの?」 「任せてくれる?時間は大丈夫?」 「うん、3時までに帰れればいいけど・・・。」 元ご近所さんということが、多少安心材料になっていたのか アタシは彼に任せることにした。 「でも、やっぱり何処行くか聞いておきたい人?」 「まあ、そりゃ、教えてくれれば安心だけど。」 すると、彼は今から行く場所を教えてくれた。 「ええっー!マジに??」 急に不安になった・・・。 -
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