パラダイムチェンジ

2006年06月20日(火) ダヴィンチコード展

金曜日、六本木ヒルズの森美術館まで「ダヴィンチコード展」を見に
行ってきた。
映画の「ダヴィンチコード」は、まだ見てなくて、だけどこの映画に
関しては、先に原作を読んだ方がいい、という話が多いので、今回
のアメリカ旅行中に原作本を読破。
というよりあっという間に読むことができました。
ついでにアメリカでぺーパーバックが8ドルぐらいで売ってたんで
買っちゃったし。読むのかどうかは微妙なんですが。

という状態で、でも「ダヴィンチコード」に出てきたレオナルド・
ダヴィンチが描いた作品が、最後の晩餐を含めて原寸大で見られる
らしい、と聞いていたので行ってみることに。

ということでこの展覧会。
ルーブル美術館他にあるダヴィンチ作品をハイビジョンで撮影し、
それを原寸大の液晶パネルで展示しており。
ちなみに映画ダヴィンチコードの製作会社がソニーピクチャーズと
言うこともあって、ソニーとしてはこの機会に自社の製品のPR効果
も狙っているらしい。

でもね、やっぱり原寸大のハイビジョン画像って、迫力あるなあ、
と思うのだ。
普段、モナリザや、最後の晩餐がどんな絵であるかは、各種印刷物や
TVなどで知ってはいても、やっぱり原寸大の映像で見ると印象が結構
違うなあ、と思うんだよね。
実物はやっぱり、ルーブルやイタリアミラノの聖堂まで行かなきゃ
見られない訳だし。
こうやって、今現在の技術で、実物に一番近いとされる映像が見ら
れるっていうのも、面白いなあと思うのだ。

で、この展覧会では、その絵画を映している同じ液晶パネルで、
その作品の解説や、ダヴィンチコードに基づいた見所なんかも解説
してくれるのも面白い・・・んだけど、個人的にはそれよりは原寸大の
画像をもっと見ていたいなあという気にもなり。

というのは、音声ガイドを借りていて、そっちの解説の方が詳しかっ
たりしたからなんだけど。
その辺、こういう事もできますぜ、みたいな感じでちょっと策士策に
おぼれた印象もあり。
どうせだったら並べて解説してくれてもよかったのにね。

この展覧会では、他にも映画で使われた、暗号の道具、クリプティッ
クスなどの小道具の展示や、実際のロケ地のハイビジョン映像なども
流れているので、私のようにまだ映画を見ていない人で原作を読んだ
事のある人、もしくはまだ原作を読んでいないけれど予備知識として
ダヴィンチの作品について知りたい人にとっては、その作品の背景を
知る上でも面白いと思います。
6月23日まで、午後10時までやっているらしいので、興味のある方は
一度行ってみるのも面白いと思います。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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