パラダイムチェンジ

2005年03月20日(日) エターナルサンシャイン

今回は映画ネタ。今回見てきたのはエターナルサンシャイン
本当はシャークテイルを見に行こうと思っていたんだけど、なぜか
思っていた場所で上映しておらず、この映画を観ることに。
実は同じビルの反対側で上映していたことが後から判明。
っていうか頼むからもうちょっとわかりやすく表示してくれ、
有楽町マ○オン。

ということで急遽観たこの映画。
一言で言うなら、「うん、ちょっと難しかったけどいい映画だった」
である。
予告で見ていた感じだと、「記憶をなくしてしまった恋人との感動の
名作」って感じで、物語も簡単に言えばその通りなんだけどそんなに
単純ではなく。

物語はつきあっていた彼女(ケイト・ウィンスレット)に自分の記憶を
一切消されてしまった主人公(ジム・キャリー)がそのことを嘆き悲しみ
自分も彼女の記憶を消そうとする1日(というより深夜)を描いた映画
である。

そしてこの映画がちょっと難しく見えるのは、現実の自分と、記憶の
中の自分と意識下?の自分が存在するという多層のレイヤー構造に
なっているからであり。

もしもケイト・ウィンスレットの髪の色が変わらなければ、一体何が
なんだかわからなかっただろう。
で、個人的な感想はと言えば、たとえ自分の記憶が消せるとしても、
こんな奴らには消されたくはないな、と思うし、またもしも自分の
つきあっていた相手に自分の記憶を消されたとしても、相手の記憶は
消さないだろうな、と思う。

この物語では、お互いに相手の記憶を消してしまったジム・キャリーと
ケイト・ウィンスレットは再び出会う。
そして再び出会った二人がどんな物語をつむいでいくのかは、映画を
見てのお楽しみ、ということで。

でももしも、たとえすっぽり相手の記憶が抜け落ちていたとしても、
やっぱりお互いにひかれ合うものがある限り、私はまた相手と恋に
落ちるんだろうなと思うのだ。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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