2004年09月30日(木) |
ハチミツとクローバー |
最近、久しぶりにマンガにハマっている。 それがハチミツとクローバー 。
きっかけは、マンガ好きの知り合いに、最近面白いマンガない?と 聞いたときに教えてくれた本の中の一冊で、たまたまマンガ喫茶で 時間をつぶす時にあったので手にとって読んでみたら、結構面白かっ たのである。
このハチミツとクローバー、略してハチクロ、一言でいうなら、 「濃いマンガ」である。 美大を舞台とした恋愛マンガなんだけど、恋愛してハッピーなマンガ ではない(今のところ)。
それよりも相手のことが好きなんだけど、素直にその感情を言い表せ なくてせつない気持ちがギューっと押しつまったマンガなのである。 なんかもう、君たちどうしてそうなるのかなー、みたいな展開のオン パレードで、最初漫喫で読み始めたときには、1巻を読み終わるのに、 約1時間かかっちゃったのである。
でも、そのせつない気持ちを核にして、周りを思わずくすっとなる笑い で固めて、その実、キャラ一人一人の持つ背景は結構大変で、という 最近少女漫画に疎かった私にとっては、ここまで進化?したんだー、 という目の覚める一冊だったのだ。
でも、このマンガでいいな、と思うのは、そんな風に皆自分の思いが 叶うわけではないし、傷ついているんだけど、それでもなお純粋さを 忘れていないことかもしれない。
そうだよねー、恋愛って必ずしもいいことばっかりじゃないけど、 恋愛で傷ついた気持ちになれるっていうのも、その人の中の若さなん だよなー、なんて気にさせてくれるマンガなのである。
これをもしも小説で書き表そうと思ったら相当難しいと思うけど、 マンガだとそういう気持ちがダイレクトに伝わってくる気がするし。 うん、マンガってやっぱりいいもんだ。 といいつつ、まだ2巻までしか読んでないのだが(爆)。
他になんか面白いマンガってありますか?
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