5月23日の日曜日、江戸東京博物館の新選組!展の最終日に行ってきた。 行こうと思った理由はほぼ日刊イトイ新聞のコーナーが面白かった事も あるが、何よりNHK大河ドラマの「新選組!」に最近ハマりつつあるから である。この大河ドラマ、久々に面白い。
三谷幸喜の脚本は、時代考証がいいかげんだ、とかそもそもコメディ 作家が大河なんて、とあちこちで言われ、本人も相当気にしているよう だが、脚本としては三谷作品としてみても、相当面白いと思う。
「彦馬が行く」「竜馬の妻とその夫とその愛人」という舞台を手がけて いることからもわかるように、三谷幸喜自身が、あの時代が好きなんだ なー、という愛情が伝わってくる作品だと思うのだ。
また、個人的には舞台系俳優のオンパレードなのも、うれしい限りで ある。三谷作品に野田秀樹が出演してるんですぜ。 その他、もう枚挙にいとまがない位、好きな役者のオンパレードなので ある。
これでまだ出てなくて、個人的に出てほしいのは、第三舞台系の役者さ んくらいかな。あと、役所広司とかもみてみたいなあ。
と、いう事で行ってきました、江戸東京博物館。 最終日という事もあり、すんごい人ごみで展示物の半分もちゃんとは 見られなかったけれど、ほぼ日で予習していたので無問題。
それよりは、近藤勇の着物の背中に入っていたという噂のドクロマーク とか、ゲペール銃(幕府側が使用していた銃。新政府側は、アメリカ から更なる新型のライフル銃を入手し、戦力的に圧倒した)の実物が 見られたことに感激したり。
また、ドラマ新選組!の予習というか、新選組の今後の展開についても ばっちり学習できたので、満足である。今まで永倉新八位までは知って いたけど、いまいち隊士一人一人の印象が薄かったのが、ドラマと重な るので、よくわかるのである。
あ、中村勘太郎はこうなるんだ、とか、堺雅人はこうなっちゃうの? みたいな感じで、2倍以上楽しめた気がする。
そして、新選組!展を見た後で、改めて大河ドラマを見ると、結構 時代考証をちゃんとやっているような気がするのである。 今後の大河ドラマの展開が楽しみなのである。
ちなみに三谷版では、池田屋の沖田総司はどうなっちゃうのかなー。
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