パラダイムチェンジ

2004年02月21日(土) ドラマがつまらないわけその2


と言うことで、この話題をもう少し引っ張ってみる。

以前に比べてTVドラマの視聴率は伸び悩んでいるらしい。
その理由の一つには、前回触れたような、まずキャスティングありき
のドラマ作り、なんていうのも関係していると思う。

2年前の「空から降る一億の星」なんてその典型例なんだと思うし。

このドラマの場合、木村拓哉と明石家さんまというキャスティングを
押さえた所から出発して、しかも二人の多忙なスケジュール上、ひん
ぱんに一緒のシーンが撮れないという理由で、犯人?とそれを追う
刑事という設定が決まったらしい。

また、この作品でドラマ初出演となった井川遥(彼女のキャスティン
グは明石家さんまがゴリ押ししたとかいう噂はなかったっけか?)は
当初2、3回で姿を消すはずだったのが、その人気故に出演回数が増え
た(その結果、井川遥の当時の下手な演技にバッシングが起こった)
り、また、その事に対して木村拓哉が怒ったなんて噂もあった気が
する。

これってまるで三谷幸喜の映画「ラジオの時間」そのまんま、
みたいな話である。

まあ、これが本当かどうかはわからないし、ここまで極端な例も
そんなにはないと思うんだけど、キャストのスケジュールが確保でき
るかどうかでその後の展開が左右される事が多ければ、ドラマとして
はやっぱり面白みに欠けるのかもしれない。

ちなみに今週発売の週刊文春を読んでいたら、「プライド」も
似たような状態で大多Pチェックが入りまくりだそうな。
ま、入って面白くなった気はあまりしないんだけど。

そしてもう一つ、TVドラマの視聴率が伸び悩んでいる原因の一つ
なんじゃないかな、と考えられる事がある。
と言うことで次回に続く。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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