2004年02月12日(木) |
日本代表VSイラク戦 |
今日は日本代表VSイラク戦を見に国立競技場まで行ってきた。 なんでわざわざ?見に行ったかというと、1週間前でも余裕でチケッ トが取れたからである。ちなみに当日券も5,000枚ほど用意できる ほど、チケットは余っていたらしい。
まあ、来週にW杯1次予選を控えていたり、先週、今週とA代表やU23 代表の試合が重なっていたり、そもそもこの時期にイラク相手の試合 ってどうなのよ?とか、様々な条件が重なっていたからじゃないかと 思う。
ちなみにこのイラク戦、イラク復興事業の記念の親善試合で、しかも 旅費その他は日本持ち、というめちゃくちゃ政治色の濃い試合だった らしい。
でも、逆にいえば代表戦を見に行く絶好のチャンス。しかも場所が 千駄ヶ谷とあっては見に行かなくては、ということで行ってきた訳だ。 国立競技場に行くのが10何年ぶり。しかもそこでサッカーを見るのは 20年ぶり位の久しぶりである。
入る前、一つだけ誤算だったのは、ボディチェックに予想以上の時間 を取られたことと、事前に買っていったペットボトルの中身を紙コッ プに移さないといけなかった事だろう。 おかげで会場に入ったのは、試合開始直前だった。
ちなみに見た席は、メインスタンドホーム側?のペナルティエリアの 真ん前。この席が結果的には大正解だった。 前半の坪井のミスから起こったイラクの決定的チャンス→楢崎の好 セーブも、後半のアレックスのセンタリング→柳沢のゴールシーン、 そしてアレックス→久保→アレックスのゴールシーンも目の前で見る ことができたのだ。
いや、もうこれだけでも見にきてよかったーって感じかもしれない。
試合自体はものすごーく大味と言うか、別にイラクがボールを支配 していた訳ではないのに、日本側のミスから決定的なチャンスを作 られ、しかもそのチャンスをイラク側が活かせない、という感じの 試合だった。 もしもまだ、フセイン政権だったら、得点できなかったあの選手は 拷問されていたに違いない。
日本側は、途中で福西が入ってから、福西−藤田のラインが攻撃の 起点になったような感じだったけど、全体的には攻めあぐねている ような印象だった。
そんな中、個人的にはFW二人の動きに注目して見ていたんだけど、 柳沢が意外と?動きまくっているのには驚いた。FWというよりは 指令塔的な立場でプレイをしている感じだった。 この辺はTVで見ているだけではわからなかった部分かもしれない。
そして後半、中村俊輔が出てきたのには、正直驚いた。帰ってきて いる事自体、知らなかったし。 そして、もう一つ驚いたのは、俊輔が入ってきてから、日本代表の チームが有機的な動きに変化したことだった。
俊輔がボールを持った瞬間、この先何が起こるんだろうという期待感 が生まれてくる感じなのである。 俊輔が入ってくる前まで、久保はいまいち機能していない感じだった のが、俊輔が入った途端、久保にちゃんとボールが行くようになって いったし。 それに生で見てみると、中村俊輔の動きが一番柔らかい感じなのだ。 なんかよく動きそうという感じというか。周りの空気が俊輔の周りだ け、なんか違う感じなんである。 いやー、いいものを見させていただきました。
やっぱり生で見て初めて感じることも素人としては多いんだなあと 思ったし。この素直な感動を味わうために、また競技場に足を運んで みたいと思ったんである。 で、現在は試合のビデオを見ながらこの日記を書いている。 自分が生で見た試合を、ビデオで見直して見るのも結構面白いものだ。
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