どうやら吉野家の牛丼最後の日が2月11日になったようで。 だからと言うわけではないのだが、今日、久々に牛丼を食べてきた。
私は普段、あまり吉野家の牛丼は食べない。 学生時代に、思う存分食べてしまったというのもあるし、よほど食べる所に 困った時にしか行かないのであるが、明日以降、しばらくは食べられない、 と言われては、やっぱり食べに行きたくなる。要はミーハーなんである。
で、久々に食べる吉野家の牛丼は、久々だからか、やはり美味しかった。 いつの日か、牛丼復活の日には、やはり食べて、久々で美味しい、と思う んだろうか。
さて、でも今回の牛丼騒動、何がびっくりするかというと、アメリカのBSE 騒ぎ=吉野家他牛丼チェーン店問題に集約されてしまった事だろう。
確かに牛丼を唯一の商品にして、しかもその仕入先の殆どをアメリカに頼 り、その結果、牛丼がしばらく世間から消えてしまうことは、寂しいこと であるには違いない。
でも、果たしてそれは牛丼最後の日、という形で報道各局がこぞって追っか けなきゃいけないほどのニュースバリューを持っているんだろうか?と思う とちょっと疑問に思うのである。
あと、吉野家の牛丼以降の新メニューが、280円の牛丼に対して割高な事 に関しても、わざわざアナウンスしなきゃいけないニュースなんだろうか と思うのだ。
あの牛丼280円は、アメリカで大量に仕入れた格安の牛肉を、何ミリかの 厚さにこだわって加工し、徹底的なマニュアルによる作業の効率化に よって達成された価格なんだから、代替商品が割高になるのは避けられ ない事だと思うのに。 どうせだったら、その辺の裏側も含めて報道すりゃいいのに、なんて 思ってしまうのだ。
冒頭にも書いたとおりに、私はあまり牛丼は食べない。 だから、なくなってしまうと聞くと寂しくは思うが、そんなに困りはしない。
でも、同じくアメリカ産牛肉を使っているだろうと思われる、私が時々行く 外食チェーンから、牛肉商品がなくなったら、ちょっと困ってしまう。
新宿ねぎしの牛タン、ふらんす亭のステーキ、ハードロックカフェ他のハン バーガー…ってあんまりいいものを食べていない気もするが。 私が知りたいのは、牛丼よりはそういう情報だったりするんだが。
まあ外食で食べられなくなったら、自分で作ればいいだけの話なんだけど。
あと、牛丼に関しては、吉野家は1号店の築地店と、東京競馬場、大井競馬 場などの各種競馬場では、2月11日以降も牛丼は販売されるらしいし、 神戸らんぷ亭では、引き続き牛丼の販売を続けるらしい。
神戸らんぷ亭の牛丼は、個人的には吉野家と同じくらい好きな味なので、 全然OKだったりする。
|