パラダイムチェンジ

2003年08月10日(日) 東京湾大花火

台風一過の8月10日は、東京湾の花火大会のある日だった。
とりあえず、前日までに台風が抜けたせいで、この夏一番の暑さと、
晴天に恵まれた、絶好の花火日和。

そんな日に何をしていたかといえば、仕事をしていたんである。
まあ、今年の場合、当日になってみなければ、天気がどうなるのか
わからなかった気もするんだけど。

で、仕事が終わった後、やっぱりちょっとだけ花火を見たくなったので
大江戸線に乗ってみる。
目指すは六本木ヒルズへ。

え?なんで六本木ヒルズ?
意外と穴場だと思ったんだよね〜。
どう考えたって、会場近くの湾岸エリアは大混雑だろうし。


実は2年前の花火大会の時も似たような事を考えて、その時は東京タワー
に向かったんである。

東京タワーの展望台だったら、花火を見上げるのではなく、同じ高さで
見られるんじゃないのかな、と思ったので、何十年振りかで上った訳で
すね。

で、結果でいうと、見られることは見られたんだけど、目の前のビルが
邪魔になって、残念ながら花火の半分ほどが隠れてしまうのだ。
その後、特別展望台にもあがってみたけれど、結果はあまり変わらず。

しかも大混雑。背の低い子供や女の子は見られなかったろうなあ、って
感じだったのだ。幸い、背がそこそこ高かったので見ることはできたん
だけど。


で、今回も似たようなもんかなあ、と正直思ったんだが、ここまで来たら
やっぱり見てみたいじゃないすか、森ビル最上階からの花火の眺めを。
と、思って行ったみたんだけど、花火側の展望台は満員で入る事ができ
ません、というアナウンス。

やっぱり仕事帰りではちょっと来るのが遅かったようだ。
で、残念ながら、上から花火を見るのはあきらめたんだけど、実は六本木
ヒルズからは、なかなか見ることの出来ない風景を見ることができた。

それは、東京タワーの真横に上がる花火。

ここに一つのキャンバスがあったとする。
東京の夜空に、左側にライトアップされた東京タワー、そしてその右側に
大きく花を咲かせる大花火。

六本木ヒルズ自体がヒルズというだけあって高台にあるので、目の前を
さえぎるものが何もなく、その二つが画面に映えている感じなのだ。
これって結構きれいな風景じゃない?

写真も一応撮ってみて、今回はピントは平気だったんだけど、残念ながら
花火が開いたベストショットは望めずじまい。
シャッタースピードが夜間だと遅くなってしまうらしく、なかなか
タイミングが合わなかったんですね。

でも、そのきれいな風景は、わざわざ見に来てよかったなーと思わせる
東京の夏景色でございました。

でもよく考えてみたら、六本木ヒルズよりは、汐留の方が近かったんじゃ
ないのかな?でも、その分混んでいたのかも?


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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