パラダイムチェンジ

2003年06月24日(火) 参鶏湯

今回も前回に引き続き、ご飯ネタ。
前回はお店の紹介だったんだけど、今回は料理の紹介。

さて、タイトルの参鶏湯。知っている人はもちろん知っていると思う
けど、韓国の鍋?料理である。ちなみに「サンゲタン」と読むらしい。

で、このサンゲタン。なんで今回取り上げたかというと、ぶっちゃけた
話、初めて食べたわけですね。

うちの仕事場の近所に、韓国家庭料理店があるんだけど、ここのランチ
タイムにこのサンゲタン定食があるんである。ちなみに1000円と、
ランチとしてはやや高目?

で、先週末から調子がいまいちだった事もあり、昼飯はあっさりした
ものがいいなあ、なんて思ったときに、ここのサンゲタン定食を思い
出したのだ。

なので、ちょっとトライしてみたわけだ。

で、実際のサンゲタン定食、まるで鍋焼きうどんのように熱々の一人用の
鍋の中に、ほぐした状態の鶏が入ってやってくる。
知っている人はもちろんわかると思うけど、スープは白く澄んでいて、
お米は、雑炊のように鍋の中に入って煮込まれている。
だからおかゆのようであり、鍋の後の雑炊のようであり。

で、食べてみると、これが美味しいんである。
韓国料理なのに辛くはなく、あっさりしているけれどコクがあるとでも
言えばいいんだろうか。

付け合せのナムルやカクテキと一緒に、フーフー言いながら食べてしまった。

で、食べている間に、なんかごぼうの柔らかいのが入っているなあ、でも
なんかちょっと変な味だなあ、なんて思いながら食べていた食材があった
んだけど、後から考えてみたら、それはおそらく高麗人参であったらしい。

高麗人参は、漢方にも使われる高級食材で、個人的な経験では、高麗
人参茶や、エキスを舐めたことはあったんだけど、独特の苦味がある
ので、個人的にはちょっとパスしたい食材だったのだ。

サンゲタンの中で煮込まれた高麗人参は、スープにエキスを十分に出した
後だからか、そんなにきつくなく、初めてちゃんと食べられたんだった。

でもね、実はその後がちょっと大変?だったんである。

そんな感じで午後の仕事も軽快にこなしたのはよかったんだけど、
今度は家に帰って、いざ寝ようと思っても、変な話、体が火照って、
なかなか寝付けないのだ。

いや、やらしい意味ではなく、目がギンギンに覚めちゃっている感じ。
しょうがないので、昨日の夜はついつい夜更かしをし過ぎてしまった
んである。

なので、今朝はちょっと寝不足だったんだけど、全然疲れていないし、
今こうして、日記を書いているときでもまだ、体がちょっとポカポカ
している感じなのだ。

で、考えてみたら高麗人参って、精力剤、強壮剤としても珍重される
食材なんだよね。
他に理由は見当たらないし、まさに高麗人参おそるべし、である。

でも、サンゲタン、ちょっと夏バテしちゃった時とかにはいいかも
しれないと思うのだ。
クーラーで冷え性になっている時は、夏こそサンゲタンを一度食べて
みるのもいいかもしれない。


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