パラダイムチェンジ

2003年06月18日(水) 料理教室

さて、実は何を隠そう?今、料理教室に通っている。
通っているのは「ベターホーム協会」の料理教室で「基本料理の会」。
この日は仕事をちょっと早目に終えて、いそいそと料理教室に向かう
わけだ。
実は先月から通っていて、今月で2度目である。

「基本料理の会」は月一回で、半年で大体2万円くらいと思ったより
安かったのも、ちょっと通ってみようかなあ、と思ったポイントである。

さて、料理教室、ちょっと考えれば分かるが、男性はあまりいない。
生徒さんのほとんどは、うら若き?女性たちである。

んじゃ、さぞかし華やかなハーレム状態で、鼻の下伸ばしまくっている
んだろうなあ、と思われるかもしれないが、実はさにあらず。

料理教室は、実は一種の戦場?である。
すなわち、その時間にまずは先生のお手本を見た後に、自分たちでも
実際に作ってみるわけだけれど、ポヤーっとしている暇なんか、料理
教室には存在しない。

手際のいい人は尊敬され、足手まといは疎まれる、
なんて事はないけれど、料理初心者の野郎としては、グループの足を
引っ張らないようにするだけで精一杯。

でもね、そういう状態が実は楽しいんである。

自分の知らない料理の基本法を学ぶだけでなく、実際、どう動けばより
手際よく作業が終わるか、というオペレーションまで学ぶことが出来る。

すなわち知らないことを知り、なおかつその場で先生や人に聞きながら
作業できる。
で、料理初心者向けの基本料理の会だから、周りの人もある程度、
足手まといになっても、ちょっと温かい目で見てくれる。

これが自分ひとりで料理の基本をマスターしようと思うと、自分の経験
上で言えば、やはりかなりの遠回りになってしまうと思うのだ。

で、授業は6時半からはじめて、料理が出来上がるのが9時過ぎ。
だから、その頃にはお腹がペコペコになっていて、なおかつ自分たちで
先生の言うとおり作った料理だから、すっごく美味しいんである。

ちなみに今回は天ぷらとそばという、難易度の高い?メニューだったん
だけど、やっぱりちゃんと美味しく出来た。
少なくとも天やの天ぷらには、思い入れの加わった分、勝っている感じ。
かき揚げもちゃんとまとまってあがったし。

ただね、だからといってうちで一人で天ぷら揚げるかというと、微妙な
ところで。
後片付けとか、下ごしらえの手間を考えると、美味しい天ぷら屋さんに
食べに行こうかな、なんて思ってしまうんだけど。

でも、とりあえずそんな感じで自分の知らないことを誰かに習うのって
やっぱり楽しいなあ、と思ったわけだ。

料理に関しては、また書くかもしれない。
目指せ、料理迷人?。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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