パラダイムチェンジ

2003年05月01日(木) 「ロードオブザリング 二つの塔」

毎月1日は映画サービスデー。映画が1000円で見られる日。
あれ?この間までは毎月第一水曜日じゃなかったっけ?
そう、知らない間に変わっていたのである。

ということで今日見に行ったのは、今更ながら?「ロードオブザリング 
二つの搭」。「キャッチミー・イフユーキャン」とどっち見ようかと
散々迷った挙句にこっちを選択。今回見逃しちゃうと、平気で1年ぐらい
見ないような気がするし。

と、いうことで見た「ロードオブザリング 二つの搭」
一言で言うと、これはもう、そのまんま楽しむしかないでしょう。

どういうことかといえば、原作「指輪物語」の世界をおそらくは、真正
面から忠実に、生真面目に映像化した映画だと思うのね。
原作→映画化、と言う時にありがちな遊びの部分があまりみられないと
いうか。

で、原作の「指輪物語」自体、物語としての構造が、がっちりと固まって
いる作品だと思うので、これはもう、目の前で起こる重厚なスペクタクル
を、3時間に渡って楽しんでいただきましょう、って映画なんだと
思うのである。
ええ、もう十分に楽しませていただきました。

ただそうだな、あえて一言言わせてもらえれば、あまりに物語ががっち
りとしているので、自分を登場人物に置き換えて、自分だったらあの時
こうするだろうなあ、とか考えにくいっていうのがあるかもしれない。

例えば、ここにロードオブザリングというRPGゲームがあったとしても、
展開が一本道で、異なる選択肢を選びにくいというか、いや、もう
指輪物語の世界ではこうなる運命でしょう、みたいな感じというか。

だから、自分が仮にあの世界に放り込まれたら、大変そうだし嫌だなあ、
って感じかも。いや、もちろん放り込まれたりはしないんだけど。
前作もそうだったんだけど、見終わった後、なんか本当に果てしない旅を
してきたような感じがするのだ。
だからこれを何回も見直せる人って、体力があるってことかもしれない。

個人的には、2、3年後に、また見直したいと思う体力があったら、
見てみたいと思うかも。


 < 過去  INDEX  未来 >


harry [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加