パラダイムチェンジ

2003年02月04日(火) 痛み

月曜日、久々に六本木に行ってきた。
行ったのはサルサカリベ、というラテンバー。
以前はよく、ここのサルサのレッスンクラスに顔を出していた。
今回、久しぶりに行ってみたら、なんと先生が変わっていた。
去るものは日々に疎し。

サルサってなんじゃい?って人のためにちょっとだけ解説すると、
古くはマンボと呼ばれた、男女一組になって踊るペアダンスのこと。

もともとはキューバの踊り?だったのが、アメリカに渡り、
プエルトリカンや、メキシコ系のラテンな人々に広まり、今では
全世界?に普及したダンス。

ちなみに映画「サルサ!」はフランスのお話だし、「ダンスウィズミー」
はアメリカのお話。
日本でも、2年前くらいに結構ブームになっていて、自分がサルサを
踊り始めたのは、そのブームの尻馬に乗ったからである。

さて、というわけで久々のサルサ。
結構忘れている事が多いので、初心者クラスから踊り始めたんだけど
これで正解。

リズムには乗れるんだけど、結構肝心な事は忘れているんだよね。
その中で、同じく初心者クラスにいた女の子で、踊りやすい子を発見。
全くの初心者なのに、聞けば社交ダンス経験者らしい。どおりで
踊りやすいはずである。

これは久々の出会いか?なんてね。
大体においてサルサでの出会いなんて淡白なものなので、
次会ったらまた踊りましょうね〜、などといいつつ別れる。

問題は、調子に乗って踊り続けた翌日の今日だった。
いや〜、マジで筋肉痛なのである。
もう、下肢の筋肉がパンパン。
久々に使った筋肉が早速音を上げたのだった。

どうやら、身体もそこそこなまっていたようだ。
でもこの感覚、結構好きだったりするのだ。
全身の筋肉が音を上げていること、それは逆に言えば、全身の筋肉が
存在を主張しているって事でもあるわけで。

筋肉痛って、ある意味では全身の筋肉とのコミュニケーションなのかも
しれない。


突然話は変わるが、仕事が終わった後、たまたまつけたフジTVの
新番組のワイドショー?で、竹中平蔵金融大臣が、こんなことを
言っていた。

80年代、毎年4%〜5%伸びていた国民の所得は、バブル崩壊後の
90年代では1%程度の伸びにとどまっている。
でも、同じくバブルのはじけた韓国では、国民の所得は一気に10%
もダウンした。
だから、まだまだ日本経済には力があるんだと。

うーん、でも実は目に見えない形で痛みが進んでいる今のほうが、
私たちの危機意識を目覚めさせないという意味では、問題なんじゃ
ないだろうか。
もしも、国民一人当たり10%の収入が減ります、という明確な
アナウンスがあった方が、実は解決は早かったような気もするのだ。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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