月曜日、久々に六本木に行ってきた。 行ったのはサルサカリベ、というラテンバー。 以前はよく、ここのサルサのレッスンクラスに顔を出していた。 今回、久しぶりに行ってみたら、なんと先生が変わっていた。 去るものは日々に疎し。
サルサってなんじゃい?って人のためにちょっとだけ解説すると、 古くはマンボと呼ばれた、男女一組になって踊るペアダンスのこと。
もともとはキューバの踊り?だったのが、アメリカに渡り、 プエルトリカンや、メキシコ系のラテンな人々に広まり、今では 全世界?に普及したダンス。
ちなみに映画「サルサ!」はフランスのお話だし、「ダンスウィズミー」 はアメリカのお話。 日本でも、2年前くらいに結構ブームになっていて、自分がサルサを 踊り始めたのは、そのブームの尻馬に乗ったからである。
さて、というわけで久々のサルサ。 結構忘れている事が多いので、初心者クラスから踊り始めたんだけど これで正解。
リズムには乗れるんだけど、結構肝心な事は忘れているんだよね。 その中で、同じく初心者クラスにいた女の子で、踊りやすい子を発見。 全くの初心者なのに、聞けば社交ダンス経験者らしい。どおりで 踊りやすいはずである。
これは久々の出会いか?なんてね。 大体においてサルサでの出会いなんて淡白なものなので、 次会ったらまた踊りましょうね〜、などといいつつ別れる。
問題は、調子に乗って踊り続けた翌日の今日だった。 いや〜、マジで筋肉痛なのである。 もう、下肢の筋肉がパンパン。 久々に使った筋肉が早速音を上げたのだった。
どうやら、身体もそこそこなまっていたようだ。 でもこの感覚、結構好きだったりするのだ。 全身の筋肉が音を上げていること、それは逆に言えば、全身の筋肉が 存在を主張しているって事でもあるわけで。
筋肉痛って、ある意味では全身の筋肉とのコミュニケーションなのかも しれない。
突然話は変わるが、仕事が終わった後、たまたまつけたフジTVの 新番組のワイドショー?で、竹中平蔵金融大臣が、こんなことを 言っていた。
80年代、毎年4%〜5%伸びていた国民の所得は、バブル崩壊後の 90年代では1%程度の伸びにとどまっている。 でも、同じくバブルのはじけた韓国では、国民の所得は一気に10% もダウンした。 だから、まだまだ日本経済には力があるんだと。
うーん、でも実は目に見えない形で痛みが進んでいる今のほうが、 私たちの危機意識を目覚めさせないという意味では、問題なんじゃ ないだろうか。 もしも、国民一人当たり10%の収入が減ります、という明確な アナウンスがあった方が、実は解決は早かったような気もするのだ。
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