パラダイムチェンジ

2003年01月03日(金) TRICK劇場版

朝、というか寝過ごした昼近く、起きてみると意外に寒い。
TVをつけて、箱根駅伝を見てみると、なんと雪が降っている。
寒そうだなあ、なんて思っていたら、東京も雪がちらちらと
舞い降りてきていた。

とりあえず、お正月用にそこそこ食料は買い込んであるので、
今日は1日中家にいてもなんとかなるなあ、と今回は猫よろしく
こたつで丸くなってようかな、と思ったら父親からTEL。

カゼをひいたんで治療してもらいたいらしい。
しょうがないので、父親の家まで外出。
雪と雨も、出る頃にはすっかり治まっていた。

せっかく街に出てきたんだし、このまま帰るのももったいないかな、
と思ったんで、映画を見ることに。
家帰って、お正月番組見ても、あんまり面白いのはやってないし。

見た映画が、TRICK劇場版。
去年の間から見ようと思っていた映画だった。
どうせ見るなら、にぎやかしいのがいいかなあって思ったもんで。

見たのは池袋でのレイトショー、1200円。
もう公開終了間近なためか、全然お客さんがいない。
20分前に劇場に入ったんだけど、お客さんは自分の他には
カップル一組。

おおっ、これは大スクリーン独り占め状態か?と思ったら、開始直前に
なって、ちょこちょことお客さんが入ってきた。
全部で10人弱。相変わらず、自分の前にはお客さんがいないので、
気分は大スクリーン独り占め。

ちょっとしたお年玉だったかもしれない。

さて、TRICK劇場版。
内容を書くとネタバレになってしまいそうなので、ここでは控えておこう。
でも、TVシリーズのTRICKが好きだった人は、文句なく楽しめる
内容の映画だった。

映画上のトリックや、内容について、整合性という意味ではいくらでも
突っ込みは入れられるんだろうけど、映画ならではのスケールの大きさも
感じさせつつ、主人公の2人、自称天才マジシャンの山田直子と、
自称天才科学者、上田次郎の活躍を、素直に見ているのが一番楽しい
と思う。

阿部寛演じる上田さんも、今回はただ単に濃いキャラクターなだけでなく
ちゃんと、謎解きをしていたし。
普段のTVシリーズでは、1話で一つ二つの謎解きも、映画版とあってか
ちょっと多めでうれしかったりする。

映画になったからって、やたらと力みかえった訳でなく、TVドラマの
テイストをちゃんとそのままスクリーン上でも再現しているので、
安心して見られる映画だと思う。
堤監督が、ちゃんとツボを心得ている感じ。

レンタルビデオで借りてまで、もう1回見たいとは思わないけど、
TVで放映されて時間が合えば、もう一回見ても面白いんじゃないかな。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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