掛川奮闘記

2008年10月10日(金) 混沌の日本経済

 世界経済の縮小が止まりません。日経平均株価も底と思われた9000円をあっさりと突き抜けて、8000円まで近づきました。

 一方で円高が進んで、1ドル=100円前後の攻防が繰り広げられています。ドルやユーロを始めほぼ世界の通貨が軒並み価値を下げているなかで、唯一頼りになる通貨としての円が買われるのはなんとなく誇らしい反面、輸出品目の価格が上昇する円高は、企業業績に悪影響を及ぼすことは必至。

 大手の不動産や生命保険会社の倒産も発生し、金融世界の混乱が実物経済にまでいよいよ影響を及ぼしてきたようです。いよいよこりゃ大変な状況になってきました。

 日本の株価が下がっているのは経済状況を反映していると言うよりは、約3割を占める外国人投資家たちがとにかく資金を回収しているという事情によるものです。

 投資をしていた人たちは気が気ではないでしょうが、これまで投資などしていなかった人たちにとっては逆にチャンスとも言えそう。長期的に保有する覚悟で遊んでいる資産があるならば、勉強をしてみるのも良さそうなのですが。

 まだまだ混乱が続きそうな日本経済。我々の組織も下支えをできるように準備を進めています。 

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 今日からうちの奥さんが上京。この連休は東京周辺を一緒に見て歩く予定です。明日だけが雨のようですが、日曜日以降は晴れる模様。

 ちょっとぶらついてきます。

 


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こままさ