掛川奮闘記

2008年06月29日(日) 080629_粗大ゴミの電子申請

 朝からずっと雨が降っています。地震の被災地は大丈夫でしょうか。


 さて、こちらで壊れてしまったパソコンのプリンターを処分しようと思っていたのですが、粗大ゴミの出し方がよく分からずに放ってありました。お金を払って処分をするようなのですが、どこにどのように申し込んだらよいのかよく分からなかったのです。

 ところがなにげなく壁に貼った「粗大ゴミの出し方」という市からのお知らせのプリントを見ていると、どうやら電子申請が出来るよう。そこで物は試しとばかり、川崎市の電子申請に挑戦してみました。

 以前印鑑登録をしたときに市民カードなるものはもらってあったので、これを使うようなのですが…、うーん、市役所のホームページがわかりづらい…。

 まずは自分の電信申請のために再度アドレスやらパスワードなどを登録しなくてはならないようなのですが、なかなかその窓口に到達できません。申請の仕方の説明はだらだらと出てくるのですが、その説明書と申請用サイトがリンクしていないので、また一度戻って申請用サイトを探しに行くことになり、この段階でずいぶんと手間がかかりました。

  

 やっとのことで登録申請を終えると、一度登録したメールアドレスに確認のメールが送られてきて、これに答えることで本申請がやっと完了。ここまでで約1時間もかかってしまいました。

 次に粗大ゴミ収集の申請サイトを探してこちらへ飛び込みます。

 捨てるのはプリンターと古いパソコンなのですが、「パソコン」というゴミの分類が見あたりません。とりあえずワープロで代用しておきましたが、これら二つで費用は400円とのこと。

 申請を終えるまでにもう1時間かかり、併せて2時間もかかってしまいました。まあ一度登録しておけば後からのことは楽になる、と思いますが、それにしてもずいぶんと手間がかかるものです。

 こうしたシステムを作る側には、その一瞬一瞬で使う側がなにに悩んでいるかがなかなか分かりづらいのでしょうね。作る方の苦労を思うとつい同情したくなりました。
 一応パソコンやネットに関しては平均以上の使い手を自負するこの私でさえ、途中で(もうやめようかなあ…)と思い、(いや、ここで止めては男がすたる)と葛藤を繰り返すというこの始末。

 市民一人一人がデジタル社会の一員になるというのはまだまだハードルが高いなあ、と改めて思いました。

    ※    ※    ※    ※

 そうしてなんとか粗大ゴミの申請を終えて料金400円は分かったのですが、さてさて、この400円の支払いのためにはどうやら郵便局かコンビニへ行かなくてはならないよう。そのやり方も初めてなのでよく分かりません。
 結局明日電話で聞いてみることにしました。

 デジタルを貫こうと思ったけれど、やっぱり最後はアナログが必要だったというオチ。いや、伝えたいことを全てデジタル化して出したい情報と受け取りたい情報を一致させるというのは至難の業ですね。

 改めて分かりました。今度作り手に回るようなことがあるときは十分に注意をしようと誓いました。

 ふー…… 

  
 


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こままさ