掛川奮闘記

2005年02月10日(木) 050210_ホームページに熱さを!

 いよいよ原稿書きの締め切りが迫ってまいりました。奮闘記が遅れてゴメンネ。

 さて今日は、
■ホームページの熱い戦い の1本です。 

【ホームページの熱い戦い】
 ある農業団体の幹部の方と庁内であって四方山話をしていると、「実は今日これからホームページのスペシャリストに会うんですよ」というお話し。

 ホームページのスペシャリストと言っても、ホームページを作るくらい誰でもやりそうなものだと訝っていると、「小松さん、すごく熱い人で面白いんですよ。Yahooともどんどん、やりあっちゃうんですよ」と言うので、「そうですか、それなら一度お会いしたいものですね。今日のお打ち合わせの後に会えませんか?」とお願いをした。

 ホームページで熱くなる人というのは一体…?

    ※    ※    ※    ※

 夕方5時過ぎに、団体幹部とそのスペシャリストというNさんが来て下さった。

 年齢的には私と同じくらいとお見受けしたが、すごく明るくて積極的な方である。

 「私は、ホームページは読まれなくちゃ行けないと思うんです。まずキーワード検索で一番上にします」
 「しますって言っても…できるんですか?」

 「今日本の検索エンジンはgoogleとyahooで80%なんですね。で、googleというのはロボット検索と言って、勝手に自動的に世界中のサイトを巡って、あるキーワードに対する評価をしていくんですよ」
 「へえ」

 「その時には、自分のホームページのなかで高く評価されるキーワードと、逆にマイナスに評価されるような単語もあったりするのです。それらがどういう評価構造になっているかというのは、本も出ているのですが、実際にはgoogleでは毎日と言って良いほど頻繁にその評価構造を替えています。本を読んでいるのでは随分と古情報しか手に入りません。私は日々そういう検索エンジンを紐解いて、『おや、最近はこのキーワードに良く反応するようになっているな』ということを探っては、クライアントのホームページに『今度はこういう単語に替えてみましょう』というコンサルティングもしているんです」

 世の中って知らないところで複雑になっているのね。

 「でもそれだけでは検索で上位に言っても、ホームページを見て、増して契約をするというところまではなかなか行きづらいですよねえ」と訊いてみると。
 「はい、やはりホームページは中身が来訪者の共感を得ないと駄目ですね。」

 「例えば具体的なことは?」
 「実は先日、高校総体のホームページ作成のお手伝いをしたんですよ。そのときに今まではずっと、優勝者とか記録を作った子供達をクローズアップしていたんですけど、私はそれだけじゃ駄目だとずっと言っていて、その裏方で一生懸命手伝ってくれる子供達に焦点を当てて、普段は光の当たらない子供達を紹介したんです」
 
 「へえ」
 「それが大好評でして、アクセス数がそれまでよりもずっと上がりましたし、『リンクをはりたい』というお申し出もたくさん来ています。どこに共感が持てるかドラマ性があるか、ということを発掘しなくては駄目なんですよ。」 

 なかなか素晴らしいことをおっしゃいますね。私と感性が合うものを感じますよ。

    ※    ※    ※    ※

 この方、もともとはヤマハ発動機から教育ソフトを作る会社にヘッドハンティングされ、さらにそこから今の会社として独立をしたのだそうだ。

 「大体多くのホームページ作成会社が、自分の会社のホームページをみてもらえるようにできないのに、お客さんには『ぜひ当社にお任せ下さい』って言って営業をするんですよ。おかしいと思いませんか?私は自分の会社のホームページの中でもインターネット取引をやっていますが、これが出来る確信と自信があるので、お客様にも自信をもって自社の考えを進めることが出来るんです」
 「掛川のお茶でもできますか?」

 「もちろんですよ。掛川のお茶を宣伝するのに『おいしい』というだけでは誰も食いつきませんよ、当たり前すぎて。なぜ掛川茶は美味しいのか?裏方でどういう人たちがどういう苦労をしているのか?トレーサビリティにどういう苦労があるのか?という苦労とドラマがたくさんあるわけで、そういうお話しをしっかりと伝えられれば、外との違いや差別化、優位性が感じられると思います。何を伝えるかという戦略的なことが今までの世の中のホームページには欠けているんですよ。私はそこからやることが大事だと思っていますから…」

 「現在アジアのインターネット中心はシンガポールで、その裏で活躍しているほとんどが中国人になってしまいました。これは悲しいけれど現実です。しかしこれに対抗して日本という国が存在感を示すことが絶対に必要です。わたしはそのためにも、日本中のネットワークを強化することが大事だとおもっていて、絶対やってやろうと思っているんです。日本からインターネット界に発信するということをやりたいんです」

 …とまあ、一時間以上お互いに熱く語り合いましたが、このNさんの熱さも半端ではありません。

 いつか自分のホームページもお願いしたいくらいですね。人の熱さは伝わるんですよ。
今日も良い出会いが出来ました。
 


 夕べから今日にかけて原稿を4本書きました。編集の「鬼まさ」からは「ここからだー。気を抜くなー」という叱咤激励も。

 なんでもっと早くから書き始めなかったんだろう?夏休みの宿題状態です。うーん。


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こままさ